【感想・ネタバレ】労使間トラブルを未然に防ぐ! 問題社員の取扱説明書のレビュー

あらすじ

ミスをしても「教えられてない」茶髪を注意したら「あなたの白髪はどうなんですか?」残業したくないので、「就業時間間際の電話は取りません」クレームがあっても「相手が悪い」……あなたの会社にもきっといる、そんな問題社員たち。なぜか口だけは達者で、こちらがやり込められてしまうこともしばしばだ。そんな彼らを「制御」するにはどうしたらいいのかを、タイプごとに説くのが本書。著者は「シュガー社員」という言葉を生み出したことでも知られる、労使トラブルの専門家。それだけに、内容はリアリティ満載。対人関係ノウハウに社労士の「理論武装」を加えることで、被害を最小限に食い止める方法を伝授する。本書はただの部下指導の本ではありません!

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Posted by ブクログ

言いたいことは理解できるし役に立つことも多い。 半面、本来なら問題のない正当な主張さえも「問題社員」と一括りにしてしまうことがありそう。 「権利の主張ばかりする社員」がいたとして、単に会社側が規則を見直してなかったり時代にそぐわない状態のまま放置しているということもあると思う。 問題社員が増えたというのは簡単だけどそれは時代の変化なのかも知れない。 本書にもそういう事例はありますし(あくまで問題社員の対処法としてだけど)。 あとは、問題社員と一括りにしてる本で「『人間を一括り』にしない」と書いてる不思議。

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2017年12月01日

Posted by ブクログ

“問題社員をいかに是正するか”ではなく、そんなの難しすぎるというスタンスで“問題社員が問題を起こさないようにいかに制御するか”に力点を置いた内容。うつ社員への対策も面白い内容なんだけど、一方で「社則を見直せ」という提案は組合のある企業では難しい手法・・・

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2010年03月01日

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