感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読みやすさ :★★★★★(とても読みやすい)
分かりやすさ :★★★★★(とても分かりやすい)
内容の充実度 :★★★★★(大満足)
全体のまとまり:★★★★★(よくまとまっている)
費用対効果 :★★★★★(買って読む価値がある)
読後感 :★★★★★(モチベーションがあがる)
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長期、閉鎖的な環境に置かれる宇宙飛行士が行っているストレス管理。具体的なその内容は実社会でもそのまま通用します。会社員必須な知識が多い。
実際、人間関係の作り方って人から教わるものではなく、自分で気付くしかないことが多い。人を理解し、尊重し、その中で自身のストレスも上手に管理する。
ストレスを感じるのは当たり前。捉えようによっては自分を潰してしまうけど、うまく利用するとストレスが成果を出す源にもなるんだな、そう思えるようになりました。
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古川さんの人柄らしい、優しい文章。
参考になる部分もいくつかあった。
「自分でコントロールできないことについては考えない。コントロールできる部分に力を注ぐ。」
宇宙飛行士の試験や訓練のエピソードも楽しい。
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東大医学部から医師、そして宇宙飛行士へなった古川さんを見てると人間には無限の可能性があるのだなと思わされる
聡明な人であるという印象から文も堅苦しいのかしら?と思っていたが、頭のいい人とは伝え方も優れているのだなあ
この本には物事の捉え方や接し方、時間の使い方に関して書かれているが私の普遍的な日常生活にも大いに関連することが書いてありポジティブな気分にさせられることは間違いない
Posted by ブクログ
宇宙飛行士の仕事というのは、失敗を許されない最たるものだろう。帰還時にちょっと操作を間違えたらまさしく一巻の終わりなわけだし、科学実験なども手違いがわかっても後で追試なんかできない。システム運用の最も厳しい姿だと考えてみるといろいろ参考になる。
厳しい仕事をきちんと間違いなくやりきるにはやはり入念な準備しかない。チーム内外の連携も考慮にいれなければならないし、想定外の事態にも対処することを考えておかなければならない。地味な仕事にこの先どうなるのか不安になることもあるだろう。
そうしたことにどう向き合えばいいのかのアドバイスがいろんなエピソードと共に語られている。一見当たり前に聞こえることもあるかもしれないが、経験の裏付けがあるだけに深い。
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実は心の鍛え方のほうに興味があったわけではなく、宇宙飛行士の方のメンタルの強さにいつも驚き尊敬しているので読みました。
(普段、自己啓発本、ハウツー本はほぼ読みません。著者が古川さんということで読みました)
なにか私が得られるものがあるのでは?と思って読んだというより、どういう人が宇宙飛行士になり過酷なミッションをやりとげられるのだろうと興味がありました。
おそらく一般の人より、もともとの身体能力や精神力も高く頭もよく人柄も優れているという天性の資質があるのだと思いますが、それでも私にも当てはめて考えることができるところもあって面白く一気に読みました。
小さなことでも凹むタイプの私は反省しつつ、努力できるとこは努力していくべきですね。
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ソユーズに乗り国際宇宙ステーションに滞在した古川聡さんの著書。宇宙、という極限状態に行くためのこころのあり方、コントロールの仕方が書かれてます。
地球にいるからこそわかる重力や空気。それらが全く無い宇宙に行く。それまでにも様々なプレッシャーに晒されながら、それでも自分を見失うことなくしっかりとコントロールする。実体験が生々しく書かれていて、改めてすごい挑戦なんだと思いました。
それに比べたら、ビジネスマンのやってることなんか屁でもない。突然息ができなくなったり、爆発の危険に晒されるわけでもない。恵まれてるんだ。そう思えるだけで、まだまだだなぁと思い、また頑張ろうとも思える、いい本でした。
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毎日の積み重ねが大事。何事にも惑わされない強い心は、急にはできない。訓練することで、身に付けられる。悪いことだとしても、それをプラスに持っていけるように心がけたい。
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極限状態にさらされる宇宙飛行士は、体力知力に加え、ストレスとの付き合い方についても熟達している。筆者が宇宙飛行士として経験した訓練、トラブルは、一見して非日常的で我々の生活と接点がないように思えるが、ストレス管理方法は一般の仕事に応用できるエッセンスが散らばめられており、目から鱗。特に、自分のコントロールできないことに興味をもたない、というフレーズは物事を過度に心配する性格の私にとって今後の救いとなるだろう。
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極限を訓練された宇宙飛行士ならでは、流石のストレス対策は説得力がありました。とても合理的で説教じみていないため素直に学べました。来年の会社生活に役に立てられそう。
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宇宙飛行士としての訓練とどのように考えたのかというのがわかり興味深かった。
心の鍛え方という意味だと宇宙飛行士だからといって特殊性が強いわけではなく考え方としても参考になった。
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具体的なノウハウというよりは、訓練を通じて得られた心の持ちよう。訓練の内容が世界最高レベルなので説得力。
内容が重複してたり、構成は今一つ。
・フォロワーシップ
・指摘は人にではなく意見に行う
・指摘に対して感謝の言葉を伝える
・trust but verify
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言い方は悪いように聞こえてしまうかもしれないけれど、宇宙飛行士が特別な存在というよりは、「ごく当たり前で単純なこと」をその理由や目的を考えて、きちんと行う、ということが大切なんだなぁと思った。
そして、そのごく当たり前で単純なことを行うことは、実は、とても難しい。
常に考え、行動できることの積み重ねが、宇宙につながるのかと思うと、やっぱりすごいなぁと思う。
Posted by ブクログ
日本人宇宙飛行士が著者。
最近みた、ゼログラビティのデブリと言われる宇宙ゴミの話から始まり、宇宙飛行士がどうやってメンタルコントロールしているか、また自身の選抜試験の過程における体験を織り交ぜて説明。
漫画、宇宙兄弟にも出てくる話が多く、イメージしやすかった。また、パニックや選択ミスが死に繋がる宇宙飛行士ということで、我々一般の人間とどのような気構えが異なるか興味深かった。
また、個人的には、東京大学、医学部、宇宙飛行士。日本人が辿れる最高レベルの最難関を突破する人に興味もあった。
当人のキャリアは波乱万丈で、アメリカのスペースシャトルがコロンビア号の大気圏再突入時の事故により中止後、ロシアに渡りソユーズによって宇宙へいくまで日本人最長の長い待機時間を過ごしている。