あらすじ
わがまま母とふたり知識ゼロの介護スタート。
~岡田美里が率直に綴る、母を看取るまで7年間の体験談~
これまで踏み込まれなかった「嫌だったけど介護をした」率直な日々の記録は、介護を控えている人や、さなかにいる方々の心をスッと軽くしてくれます。
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「母の介護はしない」と決めていた。
15歳の時に自分と姉妹を置いて家を出ていった人だから。
それなのになぜか、運命のいたずらか
わがまま母と42年ぶりに同居することになったから、さあたいへん。
「母に見棄てられた子」というわだかまりと思慕が交錯する中で、
知識ゼロからの介護スタート。その日は突然始まった。
要介護認定とは? 包括支援センターとは? ケアマネとは? グループホームとは?
・・・・・・介護は自分の身には関係ないと思っていたから、基本的なことさえも知らないことばかり。
やがて母は、亡き父が患ったのと同じパーキンソン病であることも判明。
さらにコロナ禍にみまわれて母とふたりきりの閉塞的な日々。
母にぶんぶん振り回されながら、看取るまでは無我夢中だった。けれど、
今となっては、なんだかクスッと笑えるようなあたたかい思い出に。
(底本 2026年10月発売作品)
※この作品はカラーが含まれます。
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Posted by ブクログ
表題を新聞広告で見てすぐ楽天ブックスでオーダー。届いた翌日の朝から読み始めて1日で読み切った。
私自身はすでに父母を見送ったが、周囲にはまだ介護真っ盛りの方々が多い。
親について「わがまま」「感謝しない」という人も。具体的なエピソードを聞くと私なら無理、と思うような介護を続けておられ…
この本の著者はタレント・料理家の岡田美里氏。まだ10代の頃、3姉妹を残して家を出た母親。その母親と42年ぶりに同居を復活して7年間介護をした、というのが本書の背景。本書に書かれていることはインパクトの強い、印象的なストーリーなのだが、きっとこの本に書ききれないどろどろしたストーリーもいっぱいあったのではないか。
その母親は、世話になっても「ありがとう」の一つも言わず、自分本位な行動を続ける。岡田美里氏も一時期介護うつになったことも。しかも介護をした7年のうち過半がコロナ期にぶつかっていた。その母親もあるきっかけで「ありがとう」と口にするようになり最後は老衰で安らかに旅立つ。
大変な介護体験をもとにしたお話しだが話がとっちらかることなく非常に読みやすく書かれている。著者の高い知性、霊性を感じる。