【感想・ネタバレ】アップルを創った怪物のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年08月05日

私にとってとっても楽しい本です。思えば高校時代にAppleに憧れ早35年間、ずーっと私にとってはWozが一番のエンジニアです。一番わくわくしたものは、やっぱりAppleIIだったかも!

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Posted by ブクログ 2012年06月22日

アップル社は好きですか?
マッキントッシュは好きですか?

どうして?

大抵返って来る答えは似ています。
その答えを返させる本質を教えてくれます。

ウォズの魔法使いとまで言われた著者のエンジニア魂、生き方、其れは凄くクリエイティブである。

マッキントッシュの生みの親が語る良書。
没頭して読み続...続きを読むけられる書籍。

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Posted by ブクログ 2012年03月24日

私が尊敬し、色んな意味で目標とする人物スティーブ・ウォズニアックの伝記。
凄さと、人の良さと、楽しさが伝わってくる。

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Posted by ブクログ 2011年12月08日

ジョブズとは全く正反対の性格なのがよく分かる。
エンジニアリングに対する真摯な姿勢と天才的なひらめきと情熱。素晴らしい。

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Posted by ブクログ 2012年11月28日

アップル社は、彼がいなければこの世に生まれなかった。そんな人物のインタビューによる自伝。インタビューをほぼそのまま文章に書き起こしているので、口語調で読みやすい文体ではある。インタビューの内容そのものは、彼が技術屋であるために、時として専門的なエレクトロニクスの話に陥りがちではある。ただし、そこを差...続きを読むし引いても、彼の半生を通じてアップル社の一つの側面を垣間見ることができる。ジョブスが亡くなったので、アップル社について知りたい人、愛すべき技術屋の半生が読みたい人、黎明期のコンピューター業界の一端を知りたい人にオススメ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月31日

この本は、読み手を選ぶと思うが、自伝を口語体で語っていることや、世界的な技術者がなぜ教育の世界に足を踏み入れたのかが、本書に答えが載っている。

自伝ものをみるといつも思うが、第三者は、それだけ能力があるのになんで?とかいう行動がとることが多くても、本人にとっての幸福追求ではそれが最良の答えだったり...続きを読むするから不思議だ。

私はアップル信者では全くないが、このウォズニアックの生き方には憧れますね。ジョブスがどうしても注目を浴びますが、個人的にはウォズニアックのほうがアップル社、マックの精神を受け継いでいる気がします。

その意味でも☆5つ

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Posted by ブクログ 2010年10月26日

「好きこそものの上手なれ」の王道をいってるような人ですね。
少し分厚いですが、語り口調で読みやすい本です。
おもしろいおじさんです。

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Posted by ブクログ 2010年09月29日

アップルはスティーブ・ジョブズだけじゃない・・
ジョブズと共にアップルを立ち上げた、もう一人のスティーブ、もう一人の創業者、天才エンジニアにして愛すべき怪物、スティーブ・ウォズニアックの自伝です。

自他共に認める八ヶ岳ファンであり、翻訳家であるBuckeyeさんから、ご自身の翻訳した本をいただきま...続きを読むした。
この本には書かれていないけど、初期のアップルの製品はプラスチック製のカバーを外すと、その内側にその製品に関わった人たちのサインが刻印されていたんです。
もちろん、ウォズのサインが入っている製品もありました。
古くからのMacユーザーなら誰でも知っている人ですが、ジョブズと違って表舞台に殆ど出ない、不思議な人でもありました。

根っからのエンジニアだったんです・・それも「超オタク」と言われるような。
決してネクラでも引きこもりでもない・・いやむしろ明るくてイタズラやジョークが大好き・・なんだけど、お金とか、事業を成功させるとか、そういう事に興味がないんですね。
常に新しい物を、人の役に立つ物を作り続けたいという、それこそがウォズの一番やりたい事だったわけです。
アップルの成功をよそに、リモコン(テレビ、ビデオ、エアコンなど多数の家電を一つのリモコンでコントロールできる)を作る会社を立ち上げたり・・

スティーブ・ジョブズはカリスマとしてもあまりにも有名だし、彼(とアップル)について書かれた本もたくさん出ています。
Buckeyeさんも、前述の「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」を翻訳していますし・・その時も本をいただきました・・いつもいただいてばかりで申し訳ないですm(_ _)m・・何しろジョブズは多くの人が知っています。
でも、スティーブ・ウォズニアックが主役?の本はこれが最初ですよね。
それは多分、ウォズ自身が、お金や事業の成功に興味がなかったように、本を出す事に興味がなかったんでしょう。
この本の企画・出版スタッフは、かなり大変だったのではないかな?・・ウォズにやる気を出させて、それを維持していくのに。(笑
文章を書いたのはジーナ・スミスというライターで、50回以上にもわたるインタビューでウォズの話を文章にまとめたそうです。
Buckeyeさんの翻訳も、正にウォズの語り口調という感じで、読んでいてその雰囲気が目に浮かびましたよ。

二人のスティーブのどちらがかけてもアップルの立ち上げはなかっただろうし、仮にどちらか片方が立ち上げたとしても成功はなかったと思います。
二人ともすごいよね。
でも、何となくウォズに親しみを感じるのは・・決して体型が似ているからだけではないと思うんですがね。(笑

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Posted by ブクログ 2010年07月11日

とても面白く、最後まで興味深く読めた。

アップルを創った2人のスティーブ(ジョブズとウォズニアック)のウォズニアックの自伝的内容。

ウォズはほんとに技術が好きで、研究熱心でいたずら好き。みんなを思いやる気持ちを持っていて社会貢献活動もした。

一方ジョブズは、交渉ごと営業などに長けていて、どんど...続きを読むん仕事をとってきていた。

1980年代に開発されたアップルⅡを今でも利用している人がいることからも分かるように、完成度の高さや、その当時の革新的なアイデアが詰まった製品であることが伺える。

この二人がいたからこそ今のアップルがあるのだろう。

アップルといえばジョブズというイメージがあるが、エンジニアとして製品を作りだしていたのはウォズニアックである。

とても良い人柄であったことが本書のいたるところに出てくる。

技術的な内容も細かく記載されているし、文章から当時の様子が絵に浮かぶので、呼んでいてとても楽しかった。

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Posted by ブクログ 2010年06月09日

ウォズイイヨ(・∀・)イイヨー。Apple1,2が登場する当時の事や、周囲の状況なんかがわかって、読みものとしても面白い。これも林檎信者必読。秋葉で喰った牛丼が旨かった話は書かれてなかったw

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Posted by ブクログ 2021年03月10日

スティーブ・ウォズニアックの自伝。
根っからの電子工作オタク。
アップルI、IIを完成させるまでの前半はほとんど技術的な話。おもしろい。
まだCPUの本当に出始めた時代に、CPUなしで電卓を作り、パソコンを作ろうとした話はとても面白かった。
意気投合したスティーブジョブズとの話もまあまあ面白い。
...続きを読むもスティーブジョブズと一緒にアップルを一緒に立ち上げたのではなく、参加させられたということのようだ。
会社を作り経営者になりたい、という気持ちはみじんもなく、自分の会社で好きなことをやりたかった、ということだったのだろう。
電子工作で世界を変えたかった、という夢はかなえられたのだと思う。
2008年に出版されたので、ちょうどスマホが世に出る前年で何の言及もないが、スマホもまさに世界を変えた製品。
スマホについてどのように思っているのかについても聞いてみたい。

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Posted by ブクログ 2019年01月03日

本書は「ウォズの魔法使い」と称される伝説的天才エンジニア、スティーブ・ウォズニアックの自伝である。スティーブ・ウォズニアックは、アップルIとアップルIIを開発設計し、スティーブ・ジョブズとアップル・コンピュータ社を興した人物である。

スティーブ・ウォズニアック著となっているが、本人の話をジーナ・ス...続きを読むミスが聞いて、文章化したものである。内容的にも氏が古き良き時代を懐かしみながら話した昔話という感じ。

ジョブズ氏と違い、表舞台に登場することがあまりないし、彼に焦点を当てた書籍もないので、何か知られざるエピソードなどを期待していたのだが、驚くようなものはなかった。それでも生粋のエンジニアとしての考え方やアップルを作っていた頃の雰囲気は伝わってきて、楽しく読めた。

ただ、用語集は付いているものの、マイコン時代を知らない読者にはわかりにくいかも。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

僕はテクノロジーを信奉していて、コンピュータが持つ可能性、ネットワークが持つ可能性に期待していたことに改めて気づかされた。

テクノロジーの進化が良いことか悪いことかは、ワークスタイルやライフスタイルに変革がもたらされ、人類がより進歩できるかどうかという点でのみ判断されなければならない。

1980...続きを読む年、appleが上場した。僕が生まれる2年前だ。つまり、パーソナルコンピュータの歴史は僕が生きてきた時代程度でしかないし、その間にもの凄い進化を遂げてきたことなのだ。

きっと僕はもっと劇的な進化を目の当たりにするだろうし、願わくばその進化の担い手でありたいと思う。そんな思いを激しく、強く思い起こさせてくれた一冊だった。

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Posted by ブクログ 2014年05月12日

ウォズアニックの自伝おもしろかった。CL9を創った話とかコンサートを主催した話とか、色々と知らないことが多かった。この人ほど「ハッカー」とか「エンジニア」という言葉が似合う人は他にいないんじゃないだろうか。読んでて元気が出る一冊

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Posted by ブクログ 2013年02月10日

エンジニアには2種類の人間がいると思う。
ひとつは、一発当てて、有名になって、会社を率いて、世の中を変える。
もう一つは、一生エンジニアとして、好きな事をやり通す。
アップルの二人の創設者、スティープ・ジョブスが前者なら、もう一人のスティーブであるウォズニアックは典型的な後者だ。

ウォズの少年時代...続きを読むからの天才ぶりがこれでもかと披露されている。初期のコンピュータを、机上でより少ない部品で再設計するととを何度も行い(ちょっと耳を疑うような話だが本当なんだろう)、ついにはApple IIを独力で開発してしまう。そして、ジョブスの自伝でも出てきた偽チラシ事件など様々ないたずら。

後者のタイプのエンジニアなら(もっともそれを貫き通すことはなかなか難しいけど)この本はとても楽しく、そして羨望の眼差しで見つめながら(オレもこんなに頭のキレるエンジニアだったらなぁ)読み通す事ができるだろう。

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Posted by ブクログ 2012年06月21日

スティーブ・ジョブズとAppleを創ったもう一人のスティーブ、スティーブ・ウォズニアックの自伝である。
この本の中でウォズの人柄がよく表されていると思う。

お金には執着せず、エンジニアリングにひたすらのめり込み、Apple I、Apple IIを世に出し、Appleの創世記の技術面を全て担っている...続きを読む

ウォズとジョブズという組み合わせだからこそ、Appleという会社は立ち上がり、Apple IIで一時代を築いたのだと思う。

この本の中でウォズが一番言いたかった事は、Appleはジョブズとの確執で辞めた訳ではないという事(事実現在でもApple社員で給料も貰っている)、自分という人間を知って貰いたいという思い、エンジニアとはこういうものだというウォズ自身の考え方等であろう。

小学生の頃から父親から色々と知識を吸収し、小学生の頃既に高校生に匹敵する知識を得ていた事等は、ウォズと父親の教育方法に特殊なものが感じられる。

社交的でなく、エンジニア・オタクと思われる事の多いウォズが、実はイタズラ好きで、仲間というものを大事にし、決して他人の悪口や恨み言を言わない陽気な人物という事がよくわかる本である。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年04月30日

アップルを創ったもう一人のスティーブ。ウォズニアック自伝。面白い話がたくさんある。ジョブスと違い、一貫してウォズの真摯な姿勢、エンジニア的の思考を感じ取れる。コンピューターは全く正反対の二人が作ったといえるかもしれない。エンジニアは社会を前に一歩進められる人、世界を変えられる人、というウォズの思いが...続きを読む実現した今。多くの人がその恩恵を受けているわけで、二人のスティーブを知る本が読めて嬉しい。

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Posted by ブクログ 2011年12月21日

アップルのもう一人の創業者。
このいたずら好きの天才が、Macで人生を豊かにする、みたいな一貫したポリシーや楽しさを作ったんだと思った。
グレーゾーンで物事を判断して、一人で実行する。
ちょっと意識してみようかな。

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Posted by ブクログ 2011年12月02日

面白いです。ジョブズと共にアップルを創設した天才エンジニア・ウォズの自伝です。アップルに関わる内容は半分で、それ以外はウォズ自身の生い立ちやアップル以外の活動について書かれています。ジョブズとは何もかも正反対な性格が面白いですね。あらゆるところに人の良さが出ています。電気工学の詳細な記述もありますが...続きを読む、詳しくは理解出来なくとも大凡の話は理解出来る様な体裁になっているので問題はないかと。一般的に流布されている話と実際は違う部分もあって、そういった点でも楽しめました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月25日

父はエンジニアだった。幼少期から様々な専門知識を噛み砕きながら、わかりやすく説明してくれた。算数と理科が大好きになった。小学六年生の時はIQが200を越えていたよ。p10

父が教えてくれたことで最も重要なことは「エンジニアは世界を変えることができる」ということだ。
今も僕は、エンジニアとは世界の鍵...続きを読むを握る人種だと信じている。p12

電話を自由に、いわばハッキング=ブルーボックスp129

物事をコントロールする人より、笑って過ごす人のほうが幸せだって、僕は思う。それが僕の考え方なんだ。僕は、人生で一番大切なのは幸せであり、どれだけ笑って過ごせるかだと思うんだ。頭がちょっといかれたやつのほうが幸せなんだ。僕はそうゆう人間だし、そうなりたいとずっと思ってきた。p199

世界は白黒なんかじゃない。白と黒の間にはさまざまな濃さのグレーがあるんだ。「発明家なら、グレースケールで物事を見なきゃいけない」。すべてに対してオープンに。他人のあとをついて歩いてはいけない。p413

何か新しいもの、世界を変えるものを作るには、みんながとらわれている制約の外側で考えなきゃいけない。みんながそんなもんだと思っている人工的な限界の外側で考えなきゃいけない。白黒じゃなくてグレースケールで世界を見なきゃいけない。誰も考えつかなかったものを作りたいなら、そうする必要があるんだ。p414

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Posted by ブクログ 2011年08月05日

アップルの創始者の片割れの自伝。最初は天才はどう作られるのか?というお話から始まるので、とっつきやすい。プログラミングのおたくなので、話自体が無茶苦茶面白いということはないが、コンピューターの黎明期のお話なので、それなりに面白い。
数学者は30代くらいまでが画期的なことができるヤマというが、プログラ...続きを読むマーはどうなんだろう?
もうひと山オタクの輝ける頂点の存在として、画期的なプログラミングを発明してほしいな。

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Posted by ブクログ 2019年08月14日

アップルを作ったもう一人のスティーブ。ジョブズ氏に隠れてあまりその人物像を知る機会がなかったが、この本を読んでジョブズとは全く性格の異なる真のエンジニアであることがわかった。最近は、日本の人財会社であるパーソルのコマーシャルにも出てくるユーモアたっぷりの優しいおじさんだ。

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Posted by ブクログ 2016年10月09日

アップルの創設者の一人であり、草創期を支えたスティーブ・ウォズニアック氏の自伝。

生粋のエンジニアで本書ではことあるごとにエレクトロニクスの設計の話が山のように出てきますが、巻末には用語集も掲載されており、読んでいてこのエンジニア魂とジョブズの誰もを虜にするプレゼン力や実現歪曲フィールドの2つの相...続きを読む乗効果で初期のアップルⅡの成功を成し遂げられたと感じました。
また、この二人の関係はソニーの盛田昭夫と井深大、HONDAの本田宗一郎と藤沢武夫のようなカリスマ的代表との名コンビにも挙げられるであろうと感じました。

ウォズ本人については幼少期に技術のイロハを教わった父親へのリスペクトする気持ちに人柄を感じ、エンジニアとしての深い探究心には舌を巻くものがありました。
CL9の創業やUSフェスティバルの主催など自分の思ったことを形にしてそれが社会に受け入れられる天才肌の人だと感じました。
また、自身の子供とのフライング・ツアーの話は非常に興味深く面白く感じました。

また楽しもうとする精神やアップル時代に株式を他の従業員に格安で譲ったりなど、ジョブズとは対極的な素直な人柄の良さも随所に感じました。

自分たちの生活を革新的に変化させた世界的大企業であるアップルのジョブズとは違った視点から見れたことやウォズの楽しむ精神が受け継がれているからこそ後にiPodやiMacやiPhone、iPadなどの私たちの生活を一変させる商品が生まれたと感じたとともに純粋にエンジニアリングと向き合うために生きてきた氏が最後に書かれていたエンジニアへの提言は非常に興味深いものでもありました。

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Posted by ブクログ 2013年01月25日

アップルのもう一人の創始者スティーブ・ウォズアニックの自伝

同じ理系人として凄いの一言です。ファインマンさんといいこの人といい一線で活躍する人は小さい頃から物をいじるのが好きでいたずら好きで好奇心旺盛で偏屈なんだなと納得してしまいました!!
こういう人生を送れるのが素直に羨ましいですしやる気出ます...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年04月02日

インテルが3D構造トランジスタの採用開始を発表しているが、ウォズだったら世界を変える凄い使い道を生み出しそう。

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Posted by ブクログ 2012年01月05日

アップル創業者の1人ウォズの自伝。ハードウェア設計の点でいくつもの逸話を残している人物。といっても、ソフトウェアの部分でもすごかったんじゃないか。
「良い人だよね、(けどね)」という評価をされがちな気がするけど、本書を読んで彼には彼なりの筋があって、それはとても好ましいものだと思う。
僕も、自分のや...続きを読むりたい事には忠実でありたい。

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Posted by ブクログ 2012年05月01日

前半、アップルを設立する直前位まではつまらない話でした。
いたずらのエピーソードも退屈なだけでしたし、
期待していたほど面白いとは思いませんでしたが、
後半からかなり惹き込まれ一気に読みました。

アップルⅠを組み上げた過程や、動作の原理的な説明はかなり興味深く読みました。名前だけしか知らず触ったこ...続きを読むとの無かったアップルⅡについて詳しく知れたことも良かった。
私自身、マイコンを使った制御システムに触れることがあり、まさにウォズがやった基本的な設計方法は現在の制御基板のそれと全く同じ事に気づきました。
これは別にアップルのおかげというわけではないのですが、初期のマイコンがPCへと進化していく過程で、技術者がどんな苦労したのかそしてどうやってそれを乗り越えたかが特に印象的でした。
最後のほうで、ウォズの持論のようなことが書かれていましたが、マイコンを使った電子工作をする人々は殆ど共感するような内容でしょう。
アップルの創った製品が世の中で評価を得ていく中で、企業的な「合議」によって創られる製品よりも、一人の人間による強いインスピレーションや価値観を形にしたものがより市場て高く評価される傾向が、近年強まっているように見受けられます。
ウォズの「一人でやれ」はそういった背景から言えば説得力があるようにも思えますが、私は単純に発明が一人で成されるものかハッキリと断言できない技術者の一人です。確かにウォズが言うように「技術者がビジネスのノウハフや勘を持っている事は珍しい」かも知れませんが、それへの努力無しにエンジニアリングを完成させることは、「現実的には」未だ難しい世の中である気がします。
またウォズは「いきなり結論に飛んだり、ある見方こりかたまったりしちゃってから、それをサポートする材料をなるべくたくさん集めるなんてやり方は良くない」と言っていますが、これは正に論点を引き出し、仮説検証を行いながら答えに辿り着くという会議の説得手法と相反する考え方です。この点で優れたエンジニアリングが、他人の意見を排除し客観的事実の積み重ねの中から論理的検証を重ねることによってのみ成されるという主張が正しいのかどうか、両者は共存しないのかなど興味は尽きません。

考える事は重要なこと。
どこまで深くそれを理解しているか
それがエンジニアリングに決定的な差をもたらす。
その商品が売れるかどうかと言うこととは関係ないが
 物を作って売るということがどういう事か
 何が面白いのか
という点でウォズとは共感する部分があると思う。

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Posted by ブクログ 2011年11月02日

アップルを創設したもう一人のスティーブ。

もっぱらジョブスの功績が賞賛させているが、PCを万人が使えるものとして開発したエンジニア「ウォズ」の功績もすばらしい。
世界を変えた一人と言っても過言ではないと感じる。

エンジニアとしての情熱があり、「エンジニアリングは芸術だ」の言葉に共感する。

エン...続きを読むジニアの方はぜひ読んでいただきたい作品である。

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Posted by ブクログ 2011年06月23日

一歩一歩

グレースケールで物事を見る

「この歌が世界を救うとしたらこう歌う」って思うように歌え>ウォーク・ザ・ライン

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Posted by ブクログ 2010年09月23日

表紙を見てもわからないが,書き下ろしではなく,語り下ろし。原書情報のところには「by Steve Wozniak and Gina Smith」と書いてあるんだけどね。役者あとがきでそのことに触れられているのがまだ救いか。
同じ話が複数あり冗長,また,まとまりがないので斜め読みして,おもしろそうなと...続きを読むころだけ読めば十分という感じの本。

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