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Posted by ブクログ
人前で話すことが苦手、漠然と私もそう感じていた。
だけど、話し言葉教室まで行くほどでもない、
敷居が高いと思って、なあなあと話すことが苦手なまま
今まで来ていた。
この本は、主人公の西川と本田さえが
仕事に切磋琢磨しながら、将来の希望のため、
話し方教室に通いながら自分の夢を切り開いていく物語である。
私もそうだが、話すときにあがってしまって
話した後何を話したのかわからなくなってしまうことが多い。
あがってしまうことは自分に意識が向いていること。
本当は「上手に話すことよりその先にある相手に何かを伝えるという目的を意識する」ことが大切だ。と作者は書いている。
一つ一つの単元がわかりやすく、小説タッチでかいてあるため
読みやすい。
読んでいくにしたがって、意識するポイントが
明確に自分自身に入っていったと感じる。
なんとなく手に取って読んでみたけど、
自分の話し方のスキルが確実に上がった気がした一冊でした。
オススメです。
Posted by ブクログ
話し方のビジネス書は多々あるけど 話し方のノウハウを小説として出版されたのは 初めてではないかな。
話下手な主人公が 朝礼での3分間スピーチを任され 話し方教室に通い 性格までもが変化していく様が判る。
判り易いテキストになっていて小説としても テキストとしても使えるのが面白い。
ただ・・話し方に通ったことのない人だと 声の出し方が良くわからないので Youtubeなど使用して具体的は発声が聞けるといいかなと。(CD付だと高いからね)
我が地元在住の作者自身 話し方は技術と言う。
技術を身につければ それは特技へと変化する。
新人らしい初々しい一冊。
続編を期待したい。