あらすじ
警察庁と警視庁は何が違う?
私人逮捕はどこまでできる?
警察は犯人を懲らしめてはくれない?
警察組織のしくみから刑事手続きの基本、日本の刑事司法が抱える課題まで、
元警察庁警部の著者がわかりやすく解説。
意外と知られていない警察や法律の知識を身につけることで、ニュースやミステリー作品などがもっと面白くなる一冊です。
・キャリアとノンキャリは何が違う?
・都道府県警察はどこも同じじゃない?
・「上級国民は逮捕されない」って本当?
・神奈川県警が相談を放置! 警察はストーカー被害をどう防ぐのか?
・佐賀県警で不正発覚! 警察におけるDNA型鑑定とは?
・「ルフィ」はなぜ捕まえにくかった?「トクリュウ」の正体とは?
・逮捕されたらどこに入れられるのか? 留置場・拘置所・刑務所の違いとは?
・「真実はいつもひとつ!」刑事裁判の「真実」と「事実」は違う?
・ようやく犯罪者の処罰! 刑罰にはどんな種類がある?
・冤罪の温床か!? 「人質司法」とは?
・犯罪者の権利ばかり守られていない? 犯罪被害者の権利は?
・高校でのいじめ動画が拡散!? 少年法は本当に少年の味方?
・安倍元総理の殺害の背景はどこまで明らかに? 刑事裁判でわかる「真実」とは?
・仇討ちや私刑も必要!? 刑事手続きの限界とは?
ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
警察や警察組織の話では、トクリュウや県警の不祥事などの今風のトピックを取り上げつつ、本丸は、刑事手続の基本や基礎知識について概説した感じ。
逮捕とかだけでなく、捜査を終えた後の送致や、起訴、公判過程はもちろん、証拠法とか事実認定とか、専門書や教科書でなければあまり触れられない論点を一般向けに読みやすく書いてるのは、あまり例が無く、ユニーク。
どちらかというと、元警察庁警部というより、高校や大学の教員が、初学者向けに書いたようにも思える一冊。
Posted by ブクログ
坂元優『知らないとヤバい!警察組織 謎大全』宝島SUGOI文庫。
極めて真面目な警察組織の解説書である。警察庁と警視庁、各道府県の警察など警察組織の違いや仕組み、刑事手続きの基本や刑事司法の課題などを簡単に分かりやすく解説している。
警察小説やミステリー小説を読む上でも知っておきたい警察組織についての基礎情報。キャリアとノンキャリア、警察官の階級などがテレビドラマや漫画などのキャラクターを例にしながら説明している。
また、最近の特異な事件なども取り上げ、警察組織や検察、裁判所の役割についても解説している。
ここ最近は毎日のように殺人事件や変死事件のニュースを耳にしているように思う。警察が幾ら犯罪の予防にも力を注ぐと言っても限界があり、事件が起きてから動くのが常である。オレオレ詐欺、警察官を語る特殊詐欺、トクリュウによる強盗殺人事件など、悪い奴らはあの手この手で一般市民の生命と財産を脅かしており、我々も様々な事に疑いの目を向け、自衛しなければならない。
定価990円
★★★