感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
森博嗣さん独特の言い回しが、かなり好きだ。例えば、
『神経が鈍感にデザインされている』
柔らかく、しかし淡々としているように感じる。
本書にも、随所に散りばめられている。
さて内容は、
クラスメイトの死と、一枚の鉄のプレートから話が始まる。
礼拝堂の清い白いイメージから、土の暗い黒いイメージへの変移が面白い。
登場人物たちの話し言葉も違和感がなく、読みやすい。
かなり好きな部類だ。
佳境の短文が、主人公の思考や行動と連動していて緊張感があり、次へ、次へと掻き立てられるものがあった。
森博嗣さんの文章が読みづらいと感じた方は、こちらを読んでみると良いと思う。
高校生が主人公なので、共感する部分も多いだろう。
Posted by ブクログ
推理小説というより、サスペンス小説かなと感じる。
作品名が変わっているが、作中で燃える物は出てこない。
”もえない”とは、本作の主題を云っているのだろう。
Posted by ブクログ
最初は『萌えない』だと思ったのですが、英語のタイトルを見て『あれ?』となり、読んでみて納得。ちょっと今までの森作品にはなかった不気味な感じが新鮮でした。全体的に読みやすく、すぐ読み終わってしまいました。