【感想・ネタバレ】さきくさの咲く頃のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

昔買ったのを読み返し。

京都の自然の中を舞台に、男の子と女の子の双子のいとこと共に成長してきた女の子。

思春期を迎えて、高校→進学?のタイミングで、

女の子は男の子に

男の子は男の子に

女の子は女の子に

苦しみながらも自分の性と折り合いをつけながら、つかず、離れず逞しく成長していく主人公たちの姿が、優しいタッチで描かれる青春ラブストーリー。

ありそうでなさそう。
なさそうでありそう。

男の子も女の子にも、入れ替わりながら感情移入してしまう。

作品を読む時の脳内シミュレーションが楽しい、厳しい、つまりワクワクドキドキできる作品でした。

0
2021年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼い頃からの、醸成されてきた心模様が物語の中で、堰を切ったように発露されていく。
それは、実ることはなく、ただ空転していく。大和三山が、ただ季節の移りかわりとともに、それを見守っているだけである。
その気配が画面に漂っているからなのか、必要以上に主人公たちへの感情移入を防いでいるように思う。あくまで、人の世界における風景のひとつのように物語は展開されていくのである。
断念を経験し、様々な感情を抱え、熟成させながら、あたたかな笑顔を相手に向けるとき、成熟の気配が高校生だった彼らに訪れる。

素晴らしい作品

0
2016年11月26日

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