【感想・ネタバレ】人は、なぜ約束の時間に遅れるのか~素朴な疑問から考える「行動の原因」~のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年07月10日

行動についての「なぜ」を、行動分析学に基づく「視考術」という手法で考察する、という本。ものすごく勉強になった。

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Posted by ブクログ 2022年05月02日

性格、道徳心といった、一見すると行動の原因と思われるものは、あくまでも状況の言い換えに過ぎない。

ある行動は、先行事象や、後続事象による強化や弱化(随伴性)によって生じる。

筆者の言葉を借りれば「行動は随伴性そのものによって生じる」のである。

性格や道徳心の有無ではなく、行動の前後の環境が行動...続きを読むを決定すると考えることは、現状を改善するという建設的な思考を促すことになる。




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Posted by ブクログ 2017年01月25日

行動分析学的「視考術」の利点を日常的な豊富な具体例から説く。
心のコントロールがうまくいかずに悩んでいるときには、心をわきに置いて、行動や環境を「見える化」して考える、こういった理性的なやり方が効果的だと思う。
心のもやもやを晴らす効果がありました。(^^)

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Posted by ブクログ 2011年01月17日

人が一つの行動をとった際、先行事象と後続事象はどうなっていたのかを具体的に考え、その行動がなぜ起こったのかを的確に理解することをすすめている本だった。

本書で紹介されている視考術を使って、自分の弱点をみなおそうとおもった。

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Posted by ブクログ 2020年12月11日

 本書も「行動分析学」の本です。行動の原因を,心や性格に求めるのではなくて,行動と環境の関係に求めていく。その学問的な捉え方を,具体例を通して解説しています。「視考術」という創作語?が,なんとなくストンと腑に落ちる。

 血液型性格判断がまことしやかに語られる日本の社会だが,科学的ではないはずのその...続きを読むパターン化が人をして「合っているかも」と思わせるのはなぜなのか。これを視考すると,おもしろいことが発見できる。
 また夫婦げんかの元になるあの批難するような言葉遣いと,無視するような態度がどうして起きるのか。視考術を使うと,面白いものが見えてくる。

 とにかく,あの人はこんな性格だから,とか,いつもそうなのよ…とか,決めつけることのないように,しっかり行動分析学で学んだ「視考術」を行使していきたいものである。
 次回は,スキナーの本取り上げることにする。
 次回の本で、一応「行動分析学」については取り上げるのはおしまい。

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Posted by ブクログ 2018年12月22日

 行動分析学の課題分析に特に焦点を当てた書物。
 「視考しようとする行動の先行事象と後続事象をできるだけたくさん書き出し、それぞれが行動にどのように影響するか考えていく」、というのはふだんでもかなり使えるアイディアのように思う。



視考しようとする行動の先行事象と後続事象をできるだけたくさん書き...続きを読む出し、それぞれが行動にどのように影響するか考えていく。

先行事象:テーマが起こるきっかけ

行動を増やしそうな後続事象には↑を、行動を減らしそうな事象には↓を、影響しなさそうなら―をつける。見当がつかない場合は?を。

随伴性、あくまで行動と環境変化との関係である。
行動は随伴性を知っているから生じるのではない。行動は随伴性そのものによって生じるのである。

カウンターコントロールはどうすれば抑えられるのか。もっとも単純な解決策は支持しないでも行動が生起するように随伴性を工夫することである。

(便器の蠅マーク)
他社が介在せず、行動をに後続事象が自動的に続く随伴性を、「行動内在的随伴性」とよぶ。これには他者が介在しないからカウンターコントロールを惹起しない。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

表題の問いに対して「ずばら」だから、とか「B型だから」という答えを返す人、必見の一冊。

行動分析学の入門書というのではなく、「行動分析学」を行う人がどのようなアプローチで物事を考えるのかを示した内容になっている。

基本的に分析というアプローチなので、人の行動の原理つまりブラックボックスの中身を解...続きを読む明するような方法論は採らない。単純にインプットとアウトプットを観察することによって、どのようなインプットでどんなアウトプットが出やすいのか、を注意深く観察し、仮説を立てる。

この手法であれば、問題に対する具体的な行動を考えやすくなるというメリットがある。「性格」を変えよう、という曖昧なものではなく、出かける前に忘れ物がないように限界にお出かけセットを準備しておく、とか、優先座席だと一目で分かるように車内ではなく席のカバーそのものに「一目で分かる」区別を付けておく、というアプローチだ。

こういう実際的なアプローチによって解決できることは多い。人類が抱える問題全てを解決することはできないかもしれないが、日常的に応用できることは多いと思う。

まず、「行動の原因」を考える。そういうやり方を憶えるために適している本だと思う。

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Posted by ブクログ 2017年06月11日

知恵袋的な生活テクニックを予想させるようなタイトルに見えるが、そんなレベルにとどまらない深い考察であった。

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Posted by ブクログ 2015年05月20日

少し甘めの採点だけど、「行動分析学」は初めて読んで、割とわかりやすかったので。

途中で「江戸しぐさ」が”あったもの”として、現代のマナー(行動)と比べてるところは、随伴性の正否に関係はないけど、妙に説得力に欠けた。

原因を≪心≫に求めて「個人攻撃の罠」に陥らないために、「視考法」を使って随伴性を...続きを読む探っていく。
確かに、安易な思考停止に陥らずに、原因を想像し、具体的な対応策を取るために有用な分析手法だと思った。ただ、どうしても恣意的な分析になりがちなので、しっかりとした検証も必要なのだろう。

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Posted by ブクログ 2013年09月22日

読みやすく、身近な事例に落とし込んである
行動の理由を性格や血液型のようなものとはせずに、明確な理由を見つけ出す行動分析学の入門書で教科書のような本だと思う

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Posted by ブクログ 2013年03月18日

日本人にはあまりなじみのないスキナーという心理学者の唱える行動分析学の入門書。

とかく行動の責任を精神論や他罰的なものに求めがちなのに対し、手法などの方法論において解決しようとする姿勢が、とても勉強になった。

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Posted by ブクログ 2013年01月20日

人が約束の時間に遅れる理由について、心理的な切り口で説明した本かと思っていました。

が、そうではなく、約束の時間を守るという行為の前後の行動(先行事象、後続事象)との関わりを考える本でした。
心に原因を求めると、そこで思考が停止してしまう可能性が高くなりますが、行動に原因を求めると、改善の可能性が...続きを読む生まれます。
そういう観点にもとづき、約束の時間を守る、ということだけでなく、様々な行動について説明した本です。

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Posted by ブクログ 2013年07月21日

2012/06/03-2013/07/21
約束の時間に遅れるのは、血液型でもだらしない性格でもやる気がないからでもない。
ただ、時間を守って良かったという成功体験の欠如だけである。著者はこれを随伴性と呼んでいる。

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Posted by ブクログ 2011年11月09日

行動を「心」の概念で理由付けしたらそこでおしまい.安易にレッテルを貼るのは確かに危険だと感じた.
先行事象,環境要因をよく観察することで見えてくる「なぜ」がある.

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年09月29日

行動分析学の本で最初に読んだ本。面白かった。

この本を待ち合わせの時に読んでいたら、感じが悪いと言われたww

以下、抜粋

約束の時間に遅れるのは、「だらしない」でもなく「県民性」でもなく、約束の時間を守るために必要な行動を引き起こすの先行事象や強化する環境要因が欠如しているからかもしれない

...続きを読む場の雰囲気に関わらず自己主張してしまうのは、「B型」「積極性」のせいでなく、自己主張が希望が叶うことで強化され、友達の表情の微妙な変化が自己主張を抑制する先行事象にならなかった学習履歴が原因かもしれな

傘を忘れてしまうのは「うっかり」「加齢」のせいでなく、雨が上がって濡れる心配がないときに、傘の存在を示す先行事象が傘をてに取るという行動を引き起こしにくいからかもしれない。

携帯マナーが悪いのは「モラルの低下」「道徳心の破綻」のせいでなく、車内での携帯の正しい使い方について見本を示されて練習する機会がなく、適切な振る舞いを強化する社会的随伴性が弱くなっているからかもしれない

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Posted by ブクログ 2011年06月05日

「なぜ、そのように行動するのか」
その問いに対して「あの人はそういうひとだから」という個人攻撃がなされることは、よくあることだと思う。
しかし、本書ではそれを行動分析学を基にした『視考術』を用いて、論理的に解き明かしていく。

第4章では「なぜ人は災害から逃げ遅れるのか」といった問いに答えている。先...続きを読む日の大地震があった今、一読しておく価値があると思う。

教育、特に授業の発問づくりで使えそうだと思ったのが「行動内在的随伴性」です。これは他者が介在せず、行動に後続事象が自動的に続く随伴性を意味します。
人は、行動内在的随伴性で行動しているとき、自分の「意志」で楽しんで取り組んでいるように感じるそうだ。

本書の中では、トイレを例に挙げ、ポスターによるキレイに使おうというお願いと、小便器にハエの絵が描かれている場合とが比較されている。
両者共に後続事象はトイレが汚れないことです。
ところが、後者の方が自分の「意志」に沿って行動していると感じるでしょう。

同じ学習内容でも、意欲的に学習に取り組む授業をつくるためには、学び手が「自分の意志で動いている」と思わせることが大切なんだと思いました。

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Posted by ブクログ 2011年05月31日

なぜ血液型で性格を判断するのか、何故風評被害が起こるのか、なぜ部屋を出る時電気を消し忘れるのか、なぜ宝クジを買うのか。
哲学っぽい身近な疑問に対する理屈の一つを理路整然と片付けてくれる。
行動分析学、というと堅苦しい感じがするが、この本はそんな感じもせずわかり易く書かれていた。
一番ナルホド、と思っ...続きを読むたのは思うだけでポインタが動くマウスの仕組み。
なるほどね、と思うだけでもよし、自分や周りの人を対象に実践してみてもよし、行動を分析する事で何となくで片付けていた事に理屈がついて新しい面が見えると思う。
人間に対して興味がわいた。
まずは自分の事を分析してみたい。

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Posted by ブクログ 2011年04月07日

時間に遅れる人に読ませたい。自分もギリギリになってしまうときには、これを読んで我が身を振り返りたい。

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Posted by ブクログ 2011年01月26日

人はなぜ約束の時間に遅れるのか
人はなぜ約束の時間に遅れるのか、から始まり、今まで性格や県民性という、どちらかという個人の資質で片付けていた行動性向について、その行動を環境や行動を強化するであろう要因を探る事により原因を探る事を提唱する。
個人の責任ではなく、行動を強化する要因や弱化する要因により目...続きを読む的の行動を目指す事を可能にしようとする。
ほとんどの人が常識的に考えている事が実は真実ではないと気づかさせてくれる内容である。
自分も、自分の行動について、自分の能力や性格を言い訳にするのでなく、目標とする行動を強化するための環境づくりを目指していきたいと思う。

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Posted by ブクログ 2020年06月15日

「マナー低下問題の解決策の一つとしては、マナー違反にキレるおじいちゃんの無作為な配置が考えられるかもしれない」



まあランダムな方がいいんだよな。



「心」や「性格」という概念の問題についてもわかりやすく説明してくれている。



「視考術」はなんか「透視術」みたいだし単純だしでダサかっこい...続きを読むい。しかしこれを身につけるのはいろいろと役立ちそうだ。



『ウォルデン・ツー』の世界は近いぜ。(実は読んでないけど)





モンティホール問題を行動随伴性から説明するのもよい。



「最初からすべて自分で考えさせるより、思考の例を示したほうがよい」p. 190



まあとりあえず自分の行動をマネジメントしよう。学生さんにも読ませたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月11日

・行動分析学の創始者:B・F・スキナー(1904~1990)
・人の「心」の問題を理解したり、解決策を考えたりするためには、
 -実は「心」以外の事柄に注目して分析すべきこと
 -そのためには視考術という方法で、さまざまな要因を広く、深く考えること
・言い換えれば、「心」の概念(属性、性格)の概念を...続きを読む使わずに人の「行動のなぜ」を読み解く方法を学ぶこと
・人は映画を観て「勇気」や「友情」に感動する。しかし、「勇気」や「友情」はあくまで解釈であり、実際には観客がそのような解釈や感情をもつように、ひとつひとつのシーンやストーリー展開、演技や大道具・小道具を組み立てなくてはならない。プロの仕事は、感動や解釈を生み出す、事実や具体物の仕込みにある。

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Posted by ブクログ 2021年01月25日

心や性格や年齢ではなく、随伴性があるかどうかがポイント。行動のなぜを心に追い求めすぎず、行動と先行事象と後続事象を考えることで、行動を変えることができる。
考えたことのなかったような視点でみるものだったので、おもしろかった。
題名から想像していた内容とは少し違ったが、勉強になった。

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Posted by ブクログ 2020年09月13日

タイトルから惹かれてしまった一冊。
ミスにつながらないようにするための心がけを説くだけでなく、その行動や思考の前後に、その原因をとらえ、その行動変容につながる仕組みの必要性を解説する、興味深い内容でした。

そのために、行動分析学に基づく、思考術という手法により、行動を視える化することで原因を探って...続きを読むいきます。具体的には、約束の時間に遅れる、血液型による性格判断、傘の置き忘れ、ケータイマナーを取り上げ、図解しながら問題点を探っていく内容は非常に面白い。

▼人や人の行動の問題の原因を、私たちは人の中にある「何か」(心、感情、認知、性格、脳、遺伝子など)に求める傾向がある。行動分析学の面白さは、人や人の行動の問題の原因を、私たちの中にある「何か」ではなく、行動と環境の関係に求めるところにある。

個人攻撃に繋がりがちな現在にあって、それに警鐘を鳴らしつつ、もしかすると発達障害への対応も含め、今後注目される手法なのかもしれません。


<この本から得られた気づきとアクション>
・指摘されているように、個人の特性のみを取り上げるだけでは解決に繋がらない問題は多い。行動の前に気付かせる仕組み、その行動を促すための仕掛けづくりも考慮したうえで、問題解決を図る必要がある。

<目次>
まえがき
序 章 県民性・国民性を視考する
第 1 章 性格を視考する
第 2 章 記憶を視考する
第 3 章 道徳観を視考する
第 4 章 思考を視考する
第 5 章 意識を視考する
あとがき

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Posted by ブクログ 2013年08月22日

行動分析学の類書(新書の入門書)と比較すると、題材や応用例を教育(特に発達障害)に絞っていないため取っ付きやすい。タイトルにもある「人は、なぜ約束の時間に遅れるのか」もその一つ。サラリーマンが仕事に応用しやすいのも本書。読みながら「トヨタ流のなぜなぜ分析に行動分析学、心理学の側面から妥当性裏付けを与...続きを読むえている」と感じた。
一方で、独自の概念化が必ずしも分かりやすさにつながっていない。特に「視考術」は、思考ツールとして分かりにくい上に、メソッドとして固まっていないためにダメな分析のまま考察を進めても本人が気づいて直す手がかりがない。
著者による分析事例はなるほど見事だが、いざ自分でやろうとすると手が止まる。何から手をつければいいのか。何を切り口にすればいいのか。何を基準にすればいいのか。逆にべからず集は。
発想、心構えとして行動分析学を知るにはいい本だと思うが、ツールとして使うには甘い。

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Posted by ブクログ 2013年07月28日

行動分析学入門。ABCをより自由に描くことにより人間の行動と随伴する環境との環境を可視化し(本書では視考術と読んでいる),行動の原因を内的で測定が難しいもの以外にもあるという考え方を紹介する。個人攻撃の罠から脱する批判的思考につながる。
 成績がいいのはあの人が優秀だから
 部屋がきれいなのはあの人...続きを読むが几帳面な性格だから
 人の名前を覚えるのが苦手なのはもともと記憶力が低いから
よく使うもっともらしい原因が本当に原因なのかを考察する。

P.219自分とは行動を決める主体ではない。なぜなら,行動を決めるのは,遺伝的要因も含んだ過去と現在の随伴性だからだ。

P.221行動が消去されると攻撃行動が自発されることが分かっている

p.238プロの仕事は,感動や解釈を生み出す,事実や具体物の仕込みにある。これと同じように,行動のなぜを性格や能力や記憶や道徳心や意志のような見えない心の概念で説明してしまっては楽屋落ちと同じになる。

著者の主張はあとがきで簡潔に記述されている。

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Posted by ブクログ 2011年07月30日

行動分析学。「だらしなさ」と「几帳面」で終わらせてしまってよいのだろうか?という話。なぜジベタリアンが増えたのかという話も、巷でよく言われる「道徳心の低下」というより、現代社会の様々な要因が重なり合って派生している点をあげている。日常でつい忘れがちな貴重な視座。

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Posted by ブクログ 2011年07月08日

行動分析学

視考術
行動の原因を「県民性」や「国民性」のような「心」の概念ではなく、行動と先行事象や後続事象との関係性から説明すること

行動随伴性
行動と環境との相互的、機能的な関係性を表す(スキナー)
「〜のとき(先行事象)〜すれば(行動)〜になる(後続事象)」という関係性
行動のなぜを考える...続きを読むとき。この行動随伴性を視覚化していく

強化・弱化

人が同じ過ちを繰り返す理由は、そこにそのような随伴性があるからと考える

般化
ある場面で学習した行動を、他の似た場面でも自発するようになること

問題の原因のすべてをひっくるめて「道徳心の崩壊」のせいにしている限りはなかなか見えてこない。「行動のなぜ」の答えを心に求める罠は、こんなところに潜んでいる

マナーの低下という行動問題の原因は「道徳」という「心」の概念を用いなくても解釈できること、そして行動随伴性を分析した方が、具体的な解決策が考えやすい

刺激等価性
物理的には異なる刺激群が同じ機能を持つようになること
BSEで牛が倒れる映像で、米国産牛肉と聞いただけでBSEを想像する

後続行動でなく、随伴性を記述する言語行動によって引き起こされる強化もある。随伴性を記述する言語行動とは、「お湯を注げば3分後に食べられる」や「会員権を買えば十倍になって帰ってくる」のように言ったり、考えたりすること。このような行動や言語によって生み出される言語刺激を「ルール」、ルールによって引き起こされる行動を「ルール支配行動」と呼ぶ

アイデアが出てこないなら、それはアイデアを引き出す先行事象が不足していたり、アイデアを出す行動が強化されていないことが原因である可能性がある
→想像力や発想の柔軟性のせいにする前に、まずは思考の随伴性を視考すべし

カウンターコントロール 反抗
お願いは、脅しにつながる さもなくば〜
自由度を与える

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Posted by ブクログ 2011年03月21日

【2011年_5冊目】

たいして期待もせず、「時間を守れない女」としては読まなきゃ、なんてネタ半分で購入した本だけど、行動の過程が解説されていて、修論へのヒントにもなり、読んでよかった!
しかし、この本を読んでから、私がいかに不条理な叱られ方を経験してきた(そして今もしている)のかを意識するように...続きを読むなってしまい、ますます「理屈っぽい」と言われそうです。

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Posted by ブクログ 2011年02月12日

最初から最後まで、筆者の言いたいことは一貫している。
「なぜ」その行動が引き起こされるのか、いくつかの具体例を通して、『思考術』用いて分析する。

この本から学べるのは、「行動のなぜ」を解明するためのプロセス。
『思考術』というのはこうやって使うんだよ、こう考えるんだよ、というのを丁寧に解説してる。...続きを読む

「人は、なぜ約束の時間に遅れるのか」気になる人は一読してみてはいかがだろうか。

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Posted by ブクログ 2011年02月01日

強化と弱化により行動が決まり、心によるものではないとする行動分析学の本。うっかりだから忘れるや、A型だから几帳面な訳ではないそうですよ。

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