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Posted by ブクログ 2022年05月02日
性格、道徳心といった、一見すると行動の原因と思われるものは、あくまでも状況の言い換えに過ぎない。
ある行動は、先行事象や、後続事象による強化や弱化(随伴性)によって生じる。
筆者の言葉を借りれば「行動は随伴性そのものによって生じる」のである。
性格や道徳心の有無ではなく、行動の前後の環境が行動...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月11日
本書も「行動分析学」の本です。行動の原因を,心や性格に求めるのではなくて,行動と環境の関係に求めていく。その学問的な捉え方を,具体例を通して解説しています。「視考術」という創作語?が,なんとなくストンと腑に落ちる。
血液型性格判断がまことしやかに語られる日本の社会だが,科学的ではないはずのその...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月22日
行動分析学の課題分析に特に焦点を当てた書物。
「視考しようとする行動の先行事象と後続事象をできるだけたくさん書き出し、それぞれが行動にどのように影響するか考えていく」、というのはふだんでもかなり使えるアイディアのように思う。
視考しようとする行動の先行事象と後続事象をできるだけたくさん書き...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月09日
表題の問いに対して「ずばら」だから、とか「B型だから」という答えを返す人、必見の一冊。
行動分析学の入門書というのではなく、「行動分析学」を行う人がどのようなアプローチで物事を考えるのかを示した内容になっている。
基本的に分析というアプローチなので、人の行動の原理つまりブラックボックスの中身を解...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月20日
少し甘めの採点だけど、「行動分析学」は初めて読んで、割とわかりやすかったので。
途中で「江戸しぐさ」が”あったもの”として、現代のマナー(行動)と比べてるところは、随伴性の正否に関係はないけど、妙に説得力に欠けた。
原因を≪心≫に求めて「個人攻撃の罠」に陥らないために、「視考法」を使って随伴性を...続きを読む
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