あらすじ
わたしの人生は秘密だらけである――
これまで一度も明かしてこなかった本音を、
等身大の言葉で綴った、影山優佳初のエッセイ集!
本書はアイドルグループ卒業後、俳優として活躍する影山優佳さんによる初のエッセイ集です。「本当の自分=影を伝えたい」という思いを込め、「ほめ言葉をそのまま素直に受け取れない自分」「自分に限界をつくり諦めてばかりの自分」 といった……「本当の影山優佳」を文章で明かしています。
巻末には購入者だけが楽しめる撮り下ろし写真による「袋とじ」ページなど、影山さんのビジュアルも存分に楽しめる一冊です。
【「はじめに」より】
私の名前は影山優佳。2001年5月8日生まれ。
14歳でオーディションを受け、15歳の誕生日に合格して、アイドルになりました。
そして現在、25歳。気づけば芸能活動も10周年を迎えています。
長い間私は、人生における命題は「完璧に近づくこと」だと思っていました。
とりわけ、人に見られる職業であるアイドルは、
その語源とされるi d o l(=偶像)に倣って、
人々が求める理想形であるべきだと、強く、強く信じていました。
明るくて溌剌としていて、聡明で、期待以上の結果を出し続ける。
時には人がやりたがらない役目もすすんで背負い、目的に向かってまっすぐ遂行していく。
そういう姿こそが人を魅了するのだと。
けれど、その輝かしい理想は、私の中でいつしか凝り固まった固定観念に変わっていきました。
「これは人に見せない方がいい」と判断した自分の特徴は、
やがて「絶対に見せたくない恥ずかしい部分」へと変容し、
その部分はまるでブラックホールのように、私の内側でどんどん巨大化していったのです。
嫉妬。劣等感。不安。愛。怒り。期待。
これらの「痛覚」が、軒並み阻害されて、感情にぼこぼことクレーターがあるような感覚です。
「すごいね」と言ってもらえて、承認欲求が満たされていくたびに、
不思議なことに、私が私でなくなっていくように感じられていきました。
ただ、ここで一つ言っておきたいことがあります。
皆さんに見せていた部分も、紛れもなく私自身だということ。
懸命に背伸びをしていた私を応援してくださったファンの皆さんを、
私が裏切ってしまうような話ではまるでない、ということです。
このエッセイには、そんな私の影の部分がたくさん登場します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アイドルおたくなのだが何故か坂道系にハマってこなかった。なので影山優佳さんは卒業後に自分が好きな男性アイドルとドラマやバラエティ番組で共演をしたことで顔と名前が一致した。
書店の目立つ場所に置いてあり名前からとっただろう本のタイトルが印象的で手にとって読んだ。
読んでみたら元アイドル現女優さんとは思えない程に人間らしい文章が書いてあって大好きな1冊になった。生理の話とか今までだったらタブーだったかもしれない。容姿の話や性別についての話やペットとの日常だったり。
逆にアイドル時代をよく知らないからこそ変な偏見やイメージがなく読めたのもよかったのかもしれない。これからもぜひ文章を書き続けてほしいなぁ