【感想・ネタバレ】日本サッカーはどこまで強くなるか 日本人の体格を武器に変える身体操作のレビュー

あらすじ

「日本人であることは、ハンデではなく最大の武器になる」。かつて世界との圧倒的な壁に直面した時代を経て、今や日本人のサッカー選手は世界の主要リーグで当たり前に活躍するまでになった。しかし、世界一という未踏の頂を掴むためには、これまでの延長線上ではない「独自の進化」が不可欠だ。数々のトッププレーヤーにパーソナルコーチとして関わってきた著者が辿り着いたのは、欧米のコピーではない、日本人の特性を活かした驚異の身体操作術。五重塔の制振構造や伝統武術の「型」など、日本人が悠久の歴史のなかで磨き上げてきた叡智にこそ、世界を凌駕する「個の力」を引き出すヒントが眠っていた。なぜ日本人の体格は「武器」に変わるのか? 「視線の使い方」や「判断のスピード」、そして伝統文化までを横断し、圧倒的なパフォーマンスを支える「論理」と「再現性」を解き明かす。サッカーの枠を超え、日本人の可能性を再定義する一冊。

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Posted by ブクログ

たいへんな盛り上がりを見せているサッカーワールドカップも残すところ三位決定戦と決勝戦を残すのみとなりましたね

本書はそんなワールドカップを目前に控えた時期に発売されたいわゆる便乗本と言えるんですが…そんなことは全てどうでもよくなるすんばらしい一冊でした!

一旦ワールドカップの話に戻りますね

らが日本代表サムライブルーの成績は決勝トーナメント一回戦で王国ブラジルに敗れベスト32となりました
目標としていた優勝に遠く及ばなかったのですが、この結果をみなさんはどう感じたでしょうか

本気のブラジルとは力の差を感じた?
そしてそのブラジルはノルウェーに負け、ノルウェーはイングランドに負け、イングランドはアルゼンチンに負け…

( ´Д`)=3って感じ?絶望的?

いやいやいや!わいはもう希望しか感じてませんよ!ブラジル戦も、ぜんぜん勝つチャンスあったと思うんよ!少なくとも手も足も出ないではなかった!
その先だってノーチャンスではなかった!
そんな風に思ってます
ぜんぜんあきらめてませんよ!

そしてこの哲生さんのメソッドを読んで、その想いをさらに強くしましたよ!

哲生さん曰く、海外の強豪の良きところに学び「日本人でもできること」を探す時代は終わった
これからは「日本人だからできること」を探求するフェーズが始まっていて、その先にワールドカップ優勝はある!

そしてその進化への道すじを「倒れない五重の塔のしなやかさ」や「古武術の教え」などの日本的なものに求めていて、その理論は納得感しかないのよ
さらには宮本武蔵や世阿弥も登場して、もうこれしかない!と思わせてくれました

今後日本代表に選ばれたらまずはこの本を読んで欲しいと思います

日本代表ワールドカップ優勝!
わいが生きてる間に最高の景色を見せてくれ!!

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

北中米ワールドカップまであと1週間程度になった。既に情報戦等が開始されている気もしないでもないが、目の前のことに集中して、最高の景色を目指してほしい。


3月31日にウェンブリーにて日本は、イングランドからもぎ取った虎の子の一点を死守し、歴史的勝利を収めた。

本書において筆者は、33年前にドーハの悲劇を経験した同国が、まだ見ぬ風景を見るべく、『総合戦闘力』に関する上昇可能性等を論じる。

筆者は、日本が9番目の優勝国になるための最適解を提言する。つまり、日本人に既に内在しているものを掘り起こすのだという。

すなわち、日本人にとっては当たり前過ぎて、特別な価値を見出していないとする法隆寺にある五重塔の構造や龍安寺の石庭、心技体の考え方にこそ、世界の強豪国に伍する力を得るためのポテンシャルを秘めていると筆者は示唆する。

個人的には、1,300年もの間に一度も倒壊した記録がない法隆寺の五重塔の構造を、日本人の体格に適したフィジカルコンタクトのヒントにする着想点が印象的だ。

また、15個あれば完全である龍安寺の石庭は、敢えて14個にして見せることで、不完全性を露呈することになる。しかし、その不完全さ故に見えてくるものがあるとする考え方自体が、興味深い。


本書を通じて、北中米ワールドカップに関する期待度は高まるばかりだ。少年時代に夢中になった少年漫画でしか味わうこともないと思っていたことが、今、正に具現化しようとしている。

試合後に清掃活動をする日本人サポーターをメディアを通じて知った。

筆者が言うように、単に試合に勝つことだけを至上命題とせずに、チームの内外問わず有機的かつ組織的に機能する日本が世界に示せることは、少なくはないはずだ。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

【学びたいこと】
北中米W杯が始まり、日本代表の活躍にワクワクしている。
本書を通じて、日本サッカーの強みや可能性への理解を深め、W杯観戦をより楽しみたい。

【質問】
Q1 日本人選手の強みは?
Q2 各選手の強みは?
Q3 日本サッカーはどこまで強くなるか?

【本書の答え】
A1
・論理的な「方法論」と「再現性」の高さ
・身体の小ささを生かした小回りの良さと素早い動き
・勤勉さと規律性
・骨盤が垂直に近く、重心を高く保ちながらしなやかに動ける身体的特徴
・テクニックに思考が加わることで「スキル」となり、日本人の心技体の精神は大きな武器になる
A2
・久保建英:一つの技術を想像力で新たな武器へと昇華させる力。思考とテクニックが一体化した究極の形。
・長友佑都:アドバイスを自分のものにする圧倒的な努力量。
・三笘薫、中村憲剛:高いテクニックの上に、深い思考を積み重ねている事例
A3
・日本はW杯優勝の可能性を持つ国である。
・優勝国には必ず独自性があり、日本にも他国が真似できないサッカースタイルが生まれる可能性がある。
・日本人独自の文化や精神性によって、「方法論を持ち、複数の選択肢から最適解を選ぶ」という心技体が一体となったサッカーを実現できる。

【本の概要】
本書は、日本サッカーがさらに強くなるためには、「テクニック」に「思考」を掛け合わせて「スキル」へと昇華させることが重要であり、それこそが日本人独自の強みであると説く一冊である。そして、その強みを磨いていけば、W杯優勝も実現可能だと示している。
著者は、テレビ番組『サンデーモーニング』でもおなじみで、長友佑都選手や久保建英選手のパーソナルコーチを務める元Jリーガーの中西哲夫氏。
・日本には法隆寺や伝統芸能に代表される独自の文化や精神性があり、多様な文化や考え方を取り入れる素地がある。それらを心技体として一つに昇華できれば、日本独自のサッカースタイルにつながる。
・サッカーで最も重要な「スキル」を磨く素養を、日本人は秘めている。

【感想】
・特に久保選手を題材に、日本人ならではの武器や可能性が語られており、日本サッカーの未来に大きな期待を感じた。
・「複数の選択肢を持ちながら、その場で最適解を選び、組み立てるインテリジェンス集団こそが日本の強みである」という考え方は、サッカーだけでなく、仕事や日常生活にも通じるものだと感じた。
・日本人の強みは身体能力だけではなく、文化や精神性に根差した「考える力」にあるという視点が印象的だった。

【実践すること】
・日本代表を、選手の思考や判断にも注目しながら応援する。
・自分自身も独自性を高めるために、日本文化や歴史から学びを得て、それを自分の考えや行動に落とし込み、心技体として体現できるようにしていきたい。

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2026年06月23日

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