【感想・ネタバレ】アダルト・チャイルドが自分と向きあう本のレビュー

あらすじ

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子ども時代の環境や心の傷が、今の自分にどう影響しているのか? もっと生きやすくなるために、過去を理解し、現在の自分を受け入れる作業をする本。インナーチャイルドワーク、グリーフワークをはじめ、さまざまなワークつき。
続編『アダルト・チャイルドが人生を変えていく本』と合わせ、回復の道筋が見えてくる。
【目次】
1.あなたはひとりではない(序章)
2.私は今、何に苦しんでいるのか?(自分の問題を明確にする作業)
3.過去をふりかえる意味(原家族ワークを始めるにあたって)
4.原家族で何が起きていたのか?(暗黙のルールを発見する作業)
5.子どもの自分と出会う(インナーチャイルド・ワーク)
6.私を縛る鎖(原家族での役割から今の自分を見る作業)
7.鎖から私を解き放つ(否定的なメッセージをおきかえる作業)
8.怒りの奥にあるもの(グリーフ・ワーク)
9.私自身を生きる(自分の感情とニーズ・欲求に気づく作業)
10.自分を育てる(人生のプロセスに歩みだす)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもの自分をイメージして、抱きしめてあげた時、涙が止まらなかった。
でも悲しくて辛いというより、心が温かくなるような感じがした。
本に書かれているように、無理をせず、今まで頑張ってきた自分をいっぱい感じながら、少しずつワークを進めていった。
前半はフラッシュバックが起こったり、悪夢を見ることもあった。
後半は、どんどん心が軽くなった。親に対する怒りや憤りが薄らいでいった。あの時のせいで…とばかり過去に目を向けていたのに、今や未来に視点が向くようになった。
1番心に刺さったのは、『過去の自分がほしかったものは、今の親からもらう必要はない。仲間やそして何より、あなた自身がそれを与えてあげることができる』という言葉。
今まで、自分が今でもトラウマになっているほど幼少期が辛かったことを親に何とか理解してもらいたいと思い続けてきた気持ちが一瞬にして消え去ったように感じた。
今自分が自分を理解してあげること、仲間や新しい家族に理解してもらうことで、私は幸せなんだと気付いた。
読み終わった後、親と話す機会があったが、心が晴れ晴れとしていて、何を言われても動じない自分がいた。親の良い面に目を向けて、素直に応じようと思える自分もいた。
また、揺り戻しが起こる可能性も高いと思うので、ワークの記録を読み返したり、心に刺さった言葉を読み返したいと思う。続編もぜひ読みたい。

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2020年05月20日

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