【感想・ネタバレ】アダルト・チャイルドが自分と向きあう本のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもの自分をイメージして、抱きしめてあげた時、涙が止まらなかった。
でも悲しくて辛いというより、心が温かくなるような感じがした。
本に書かれているように、無理をせず、今まで頑張ってきた自分をいっぱい感じながら、少しずつワークを進めていった。
前半はフラッシュバックが起こったり、悪夢を見ることもあった。
後半は、どんどん心が軽くなった。親に対する怒りや憤りが薄らいでいった。あの時のせいで…とばかり過去に目を向けていたのに、今や未来に視点が向くようになった。
1番心に刺さったのは、『過去の自分がほしかったものは、今の親からもらう必要はない。仲間やそして何より、あなた自身がそれを与えてあげることができる』という言葉。
今まで、自分が今でもトラウマになっているほど幼少期が辛かったことを親に何とか理解してもらいたいと思い続けてきた気持ちが一瞬にして消え去ったように感じた。
今自分が自分を理解してあげること、仲間や新しい家族に理解してもらうことで、私は幸せなんだと気付いた。
読み終わった後、親と話す機会があったが、心が晴れ晴れとしていて、何を言われても動じない自分がいた。親の良い面に目を向けて、素直に応じようと思える自分もいた。
また、揺り戻しが起こる可能性も高いと思うので、ワークの記録を読み返したり、心に刺さった言葉を読み返したいと思う。続編もぜひ読みたい。

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2020年05月20日

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