あらすじ
合成大麻にゾンビタバコ、処方箋薬のオーバードーズ。日常のすぐ隣で蔓延する「脱法」はもはや社会現象!
“普通の人”がなぜ、グレーゾーンの“沼”にハマるのか。
大ベストセラー「ルポ川崎」著者が10年以上追い続けた取材の集大成に刮目せよ!
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『脱法』ーーいま、そう題された本を開いたあなたは、おどろおどろしい内容を期待しているだろうか。その欲求にも少しは応えられるとは思うが、これから書くのは、至って“普通”の話である。
この本では主に、いわゆる“脱法ドラッグ”について取材してきたことをまとめ、そこから見えてきたことについて書いている。「ひとが傷つき、死んでいるのに“普通の話”?」。そう眉をひそめるかもしれない。しかし、普通だからこそ恐ろしいのだ。(まえがきより)
※実際の書影のタイトル文字【脱法】の部分は、箔押し(銀)となります。
**もくじ**
・はじめに
・脱法ドラッグ年表
1章 兆し
2章 浸透
3章 依存
4章 変貌
5章 規制
・おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
磯部涼「脱法」、2000年代から蔓延した脱法ドラッグを、ある種のムーブメントとして書いたルポ。第一次ブームの中心人物として、90年代から活躍していたハッカーたちが出てくるのは、大変興味深かった。ここでも結局、西海岸のカウンターカルチャーなんだよな。いわゆる90年代の悪趣味文化や、著者の専門であるヒップホップとの関わりも書かれていたり、直近の意識が高い大麻解禁論者の話も面白い。脱法ドラッグを通じた90年代以降の「サブカルチャー史」として読めるようになっている。
ヤクザに関する記述が少なかったが、ここはtabloの久田義将さんあたりの見解も聞きたい。