あらすじ
カウンセリングを学んでいても、カウンセラーが実際どのように面接しているのか見たことがない人は多い。カウンセリングは音楽を修得するときのように、頭で分かるだけでなく実際に身体を使ってできるようになることが重要だ。本書はカウンセリングを《技芸》としてとらえ、音楽や演劇同様パフォーミング・アートであるとする。カウンセリングにおける身体表現や声の重要性に言及した、全く新しい《実践》カウンセリング入門書。
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Posted by ブクログ
p30 面接の今ここでクライエントのありのままの体験を促進する
p30 その土壌となるのが、信頼感や安心感のある人間関係です。
p49 クライエントの話の内容だけに注意を向けてはいけません。声や表情、視線、姿勢
態度、話しぶりなどに注意を向け、そうしたチャンネルを通して伝えられるメッセージを受け取るように聴きます。
p50 その問題に、その問題のままで、じっくりと身を浸してみること。その問題をありのままに堪能すること。その問題のテイスト、感触、雰囲気をじっくりと味わうこと。
p57 慰めないことがカウンセリングこ目標なのではなく、その挫折体験を「目覚めさせる体験」にまで高めることがカウンセリングの目標なのです。
p109 声の表現における要素
大きさ
高さ
速さ
間
声色
抑揚
アクセント
リズム
滑舌