【感想・ネタバレ】ユーモアのレッスンのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ユーモアは教養があって初めて理解される。その通りだと思う。
ユーモアのある、機転の利いた発言ができるようになりたいと思って手に取ったが、古今東西のユーモアのある表現は紹介されているものの、自らのユーモアを磨くレッスンになるような内容ではなかった。

0
2022年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

役人の数は、所管の仕事が増えようと、増えまいと、ときには仕事がなくても、お構いなしに、年率5から7%の割合で増え続ける
電話は声が聞けて嬉しいけど、終わってしまった後は何も残らなくて、虚しい。手紙だと、何度も何度も繰り返して読める。電話ではなく手紙をおくれ。なにより、お金がかからなくて良い。
ユーモアは、もともと、耳の言葉の花であることを改めて考えさせられる

0
2021年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ユーモア」とは、当事者と傍観者の違いから生まれる笑いであり、外国語の壁を越えて伝わることは難しく、論理を超越する、ことばの教養、らしい。

46~47頁の島(英国・日本)と大陸(フランス・ドイツ等)の違いの考察は面白かった。海に隔てられている島では言葉が”成熟”して、「あいまいさ」や「ユーモア」が発達したと。それは例えば、細かい部分が崩れる・風化するという形で英語の文法にも表れているという。一方で、大陸の言葉(ドイ ツ語やフランス語)は文法の面で細かい規則が守られていて、「論理の整合性を重視」するという。

「ツーカーの仲」、果ては「以心伝心」なんていう言葉もある日本語は、フランス語や英語に比べると「あいまいさ」が目立つように思えて、少し前まで「日本語はあいまいな言語だ!論理的じゃない」などと考えていた自分にとって、この視点は新鮮だった。


以下は引用・メモ。
***
「ユーモアを解するには、頭をはたらかせる必要がある。ことばの感覚が洗練されていないと、ユーモアをつくり出すのはもちろん、うけこたえもできない。笑うこともできないのである。こどもに通じないのはそのためである。笑いというものは高級なものである。」94頁

「もの真似で始まったスピーチ文化である。だいいち、三分を超えるのは異常だということすらご存知ない。すくなくとも一度はみんなの笑いをさそうような目玉がなくてはいけないことなども夢にも思わない。」スピーチとスカート 119頁

渡部陽一さんを思い出した。ことばの意味や内容ではなく「話し方」によるユーモア。「間どり」137頁

0
2013年12月18日

「ビジネス・経済」ランキング