あらすじ
【絶賛の声、続々!】
落合陽一氏
人間として面白くなることを目指してください
オードリー・タン氏
データは土壌。そこで育てるものが、私たち自身を決める
★考えることを放棄しない人が活躍する
★選んでいるつもりで選ばされている時代に
★あなたの価値は、PCの前以外でどんな経験をしたか
・AIの出現で、仕事ができる人がよりできるようになる未来がくるだけ
・インプットはAI、アウトプットは自分で
・自分の言葉や判断に自信が持てない人が増える時代に
AIの出現により、すべての人の頭がよくなるわけではありません。たとえば、AIに聞くことばかりしていると、ただ依存してしまって、反対に、知性が退化してしまう人も増える未来がくるでしょう。
価値が上がる人はますます上がり、下がる人は自分のを損なってしまう――。そういう未来が待っています。
では、私たちはどうすればいいでしょうか。
「情報を得ることはAIに任せ、アウトプットは自分がする」
「結局、AIの前以外でやる経験がいちばん大切になる」
「感情をより動かせる人が勝利する」
など、どうすればいいのかをこの本ではお伝えします。
<目次>
はじめに 思いもよらない「差」が起こる世界の到来
第1章 AIは、今どの段階か
第2章 人が打たれ弱くなる世界―― AIが変える仕事・生活・学び
第3章 今までに人間が経験したことのないリスクが出てくる
第4章 AIの出現により、価値が上がる人、下がる人
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Posted by ブクログ
『AI時代に頭がよくなる人 悪くなる人』
岡瑞起、日経BP
最近読んだAI本の中で、最も納得感と共感があり、これからどう生きるかの指針になった本。
AIの進化はもう止められない。その一方で、AIには暗黒面もあり、社会問題を引き起こしたり、大きな社会変革をもたらしたりすることも避けられない。本書は、そうした現実に向き合いながら、普通の人がAI社会をどう生きていけばいいのかを、わかりやすく示している。
いくつも示唆に富む視点があったが、ここでは特に印象に残った3つを挙げたい。
一つ目は、AI時代になっても人間の学びの本質は変わらないということ。
AIは圧倒的な速さで情報を処理し、多くの領域で人間を上回っていく。しかし、人間の学びは、体験すること、考えること、人と対話することから生まれる。テクノロジーがどれだけ発展しても、この基本は揺るがない。
二つ目は、「オープンエンドネス」。ゴールを決めず、面白そうなことを次々と探っていくという考え方だ。
そもそも生物の進化にも目標はなかった。人間になろうと思って進化した生物はいない。人生も同じで、何か一つのゴールに向かって進むだけのものではない。目標を達成しても、また次の目標が生まれる。そう考えれば、人生そのものが終わりなき探索なのだと思う。
三つ目は、「イノベーションは辺境から生まれる」という話。
日本はAI開発競争を先導するアメリカや中国とは違う位置にいる。しかし、その違いは必ずしも不利ではない。ドラえもんや鉄腕アトムのような独自のAI観を生み出してきた日本だからこそ、別の価値観を提示できる可能性もある。
本書では、今日から実践できる5つのことも紹介されている。
・「面白い」を言葉にする
・「その後どうなった?」と聞く
・自分の意見を一つだけ言ってみる
・AIに聞く前に、まず自分で考える
・うまくいかなかったことを共有する
結局のところ、AI時代だからといって、特別な能力を身につけなければならないわけではないのかもしれない。
今、自分が面白いと思うことに夢中になる。自分で考える。そして、それを言葉にする。
AIを使いながらも、自分自身の「面白い」や「なぜ?」を手放さない。そんなふうに生きていこう、という本なのだと思った。
Posted by ブクログ
あるところで話題になっていたので手に入れて読んでみた。
もう少し衝撃的な内容かと勝手に思っていた割にはオーソドックスというか、安心して読めた気がする。元々そうなのかなと漠然と思っていたことに確信というかお墨付きをもらえたように感じた点が多い。実際にこれからどう変化していくかわからない面も多いが、これまでの延長線ではものごとが考えられないことも増える(一方何も変わらないことも)のかなと思う。切り口や粒度、レベルは様々なのだろうが、分断が進むことは突きつけられているのだろう。そういう意味で本書のタイトルも2種類の人のいずれになるかという意味でやはり分断ということを示している。さらっとしか触れらていなかったが、私の本業である教育が最も大きな影響を受ける(既に生成AIの普及後現場では直面している具体的な課題も多いが)のだろうということを再認識させられて、それへの対処を含めて新しいことを考えるのは楽しみということと間もなく引退してこれからますます大変になるであろう教育の現場から離れられることの安堵が同居しているというのが正直なところではある。
Posted by ブクログ
著者は気鋭の若き女性AI学者。筑波大学准教授から千葉工大院教授へ転進。
類書とは全く異なる別格の書と絶賛したい。また必読の書として強くレコメンド。
1.発想・視点が全く異なる「現代の天才」だと確信して驚嘆してしまった。
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Posted by ブクログ
2026年66冊目。満足度★★★★☆
毎日、生成AIの進化・便利さを実感しているが、本書を読めば、このテクノロジーの社会・人類に与える影響の恐ろしさ、つまりマイナス面、リスクも強く感じざるを得ない
Posted by ブクログ
AIの発展が人間に与える影響を考えるための示唆が得られる一冊。心に関連する項目は、人間特有の分野として残るのかもしれない。資本主義的な価値観の領域では、AIが人間を越えるため、それにとらわれると人間は不幸になるのかもしれない。