あらすじ
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交渉には「確かな方法」がある。それは、単なる経験として語られるものではなく、理論の裏づけがなければならない。数多くの案件を、誰よりも早く、そして円満に解決し続けてきた弁護士が、交渉に必須の「論理」と「心理」をわかりやすく伝授。確実に身につき、役立つ、実戦で負けない交渉術。
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Posted by ブクログ
交渉術を非常に読みやすくまとめた本
深く突っ込んで書いていないので、実践的とも思える。
少し気になるのが著者の過去実例が「自慢」とも取れる
書き方となっておいる点。また実例をあげるときに
「私の記憶では●●だったので、実際には違うかも
しれませんが」といった表現。(確かに重要な要素
ではないが、それならば調べるか、書かなければよいのに)
交渉術を色々と勉強している人には全く役に立たないが
興味をもって勉強をしてみようか、という人には最適な
本ではなかろうか
●メモ
・交渉相手はどのような人物であれ「常識を備えた対等な
人間」と考える
・常に丁寧な話し方を続ければ、相手も感化される
・相手の主張を理解するところから始める
・相手とのつながりを見つけて、空気を和ませる
(和解の方向をつくる)
・人は決定に不満がなくても、プロセスに不満があれば
不満をもつ
・権威の材料を沢山持つと説得性が増す
・プレゼンテーションではストーリーを作る
誘因→期待→満足
・Aさんは550万円以内で買いたい
Bさんは500万円以上で売りたい
この50万円のパイをどう分けるかが交渉
・裁判では敗訴することもある。
敗訴の論理が間違っているわけではない。
ロジックがすべてではない
・言葉よりも相手が受け取る情報は「声の威力」が大きい