【感想・ネタバレ】ノラ猫しろの町めぐりのレビュー

あらすじ

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物語も楽しめる画集 「絵物語シリーズ」第3弾!!
風情のある町と猫を人気イラストレーターTAOが描く

どこか懐かしい景色が広がり、昭和の時代を思わせるような味わい深い町があった。
そんな町に、一匹の白いノラ猫がいた。名前は“しろ”。
人間に警戒しながらも、町のあちこちをのぞき見し、気になった物を観察をする日々を過ごす。
ある日、2匹の子猫“くろ”と“ごましお”と出会い、しろの日常は少し賑やかになっていった。
そして、その先にはもっと大きな変化が待っていた。
しろが出会う人や物、四季の移ろいを情報量の多いイラストを得意とするTAOが、“ごちゃかわいい”絵と短文で紡ぎます。
さらに、描き込まれた絵の中から、しろが見つけた物を探す「絵さがし」も楽しめます。

著者:TAO(たお)
プロフィール:北海道在住のイラストレーター。作品は情報量が多くごちゃごちゃした背景が特徴。好きなものは猫と喫茶店。様々な企業のイベントや商品の広告、メインビジュアルなどを手がけている。著書『ごちゃごちゃした絵の描き方』『TAOの空想ホテル』(いずれも翔泳社刊)。
X:@tao15102 Instagram:tao15102

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Posted by ブクログ

 背景がごちゃごちゃした絵は見辛いのかと言うと決してそうではない。
確かにAI生成した絵や無作為に撮った写真は不必要にごちゃごちゃしていてわずかな時間でも見ていたくないが、人が意図的に描いた「ごちゃごちゃした絵」はいくらでも見ていられる魅力がある。
この本を見る前に「ウォーリーを探せ」的に画中のアレやコレやを探す絵本と出会い、あぁ絵本の楽しさってこんな所にもあったのだと実感したのだが、本書もそういった「画中から色々探す」タイプの本だと知って嬉しくなった。
と同時に「ごちゃごちゃした絵」の持ち味を最大限発揮していて「二度美味しい」と感じた。
普通に絵物語として見る分にも楽しいが、随所に隠された色々なもの(ステッカーや小物など)を探すために隅々までじっくり見るのがまた楽しい。
見つけるべき目標を達成して「あー、こんな所にあったなんて!」としてやられた気分になった時が一番幸福なのかもしれない。

そうして無事に読み終わったかと思ったらまさかの追加課題。本書全体でビールケースやシールの数を数えるという「上級編」に突入する。
二度どころか三度楽しめるのか…見開きで探す事が多いからまたページに折り目がしっかりついてしまうな。

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2026年09月29日

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