あらすじ
何も変わっていないのに、少し楽になる。
うまくいかないまま生きていくためのエッセイ。
やさしく生きようとして、うまくいかなかった。
そんな日々の中で出会ったのは、一匹の保護犬だった。
漫才コンビ「アキナ」山名文和による初のエッセイ。
保護犬・柴犬おまめとの暮らしや、日々の散歩を通して感じたことを綴った一冊です。
うまく生きられなかった時間や、不器用な自分と向き合ってきた日々。
その中で見つけた、何も解決していないのに、なぜか少し楽になる時間を丁寧にすくい上げています。
おまめと過ごす散歩の時間の中で、気づけば生活は少しずつ変わっていった。
大切な人と出会い、家族が増え、いつのまにか、しあわせはそばにあったのかもしれない。
大きな出来事は起きません。
日常のふとした瞬間に、気づけば、おまめの足跡がある。
それだけで、少しだけ呼吸がしやすくなる。
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い。面白いし、すごい。
今まで色々なエッセイを読んできたが、どちらかというと生活や仕事の失敗談だったり、夢との葛藤だったり、成り上がる途中だったり、世の中への問いかけだったりが多かった。
ただただ今の生活の充実と、日々の感謝を綴ったエッセイがこんなに面白いとは。すごい。
テーマは飼い犬との日々。2020年、昔から夢だった犬と暮らすことを実現させた山名さん。引き取った保護犬“おまめ”と暮らしていく中での気づきと、おまめからの学びがこれでもかという愛に包まれながら描かれている。
日々の喜怒哀楽を文章に落とし込める観察力に唸った。ぜひ読んでほしい。