あらすじ
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1954年から『暮しの手帖』で連載が続いている「エプロンメモ」は、毎日の暮らしにすぐに使えるアイデアが詰まった、小さな知恵の宝庫です。この中から1159編を選び、早春、春、初夏、夏、秋、冬の六章にまとめました。一つ一つに添えられたカットも、心を和ませてくれます。カバーは花森が描いたイラストをアレンジしました。
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Posted by ブクログ
家事に自信がない。
だから家事をしっかりこなせる人に憧れる。
家事の細々したことを教えてもらった記憶もあまりなくて、なのでこの本、私のど真ん中をエグる。
ちょっとしたレシピ、季節を感じる工夫。
なるほどから、時代を感じさせてニヤリとするものまで。
コートの袖は長くしたてる、とか。
飽きないなー。
家事を頑張ろうって気になる。
きゅうりにフォークで線をしてから切ると花型になる。
冷蔵庫がいっぱいのときは洗濯機に氷を入れて臨時冷蔵庫に。
コップを粗塩で洗う。
一家に一冊置いておきたい本!
Posted by ブクログ
暮らしの手帳の中で昭和29年から連載されていた、暮らしの中でのちょっとした知恵を紹介したもの。今となっては使えない知恵もあるにはあるが、モノを大切にしていた時代の暮らし方が垣間見えて良い。
そして言葉遣いの良さ「おチビちゃん」「スパゲチ」「ブドウ酒」「メリヤス」「運動靴」などの単語もさることながら、「~してから、召し上がってごらんなさい」「おあつらえむきです」「とても便利します」などの言葉遣いが昭和で良いなぁと。
最近の流行語みたいに100均で買ってきて、飽きたらポイ捨てされるような軽薄なもんじゃない日本語の良さも味わえて、こういう工夫とこういうリズムで生活出来たら良いなぁと思えた1冊、意外と掘り出し物でした。