【感想・ネタバレ】王の守護者の秘密の婚約のレビュー

あらすじ

愛する王の隣はゆずりません!?

侯爵令嬢エトワルは、軍人の父からサバイバル術を、夢見がちな母からお姫様教育を受けて育った、一風変わった少女。
オリヴィエ王国第一王子ジュールの婚約者に選ばれ、幸せな日々を送っていたのもつかの間、両親が事故死すると叔父に修道院に送られてしまう。
「自分の居場所はジュールの隣!」
そう思い定めたエトワルは、脱走して絶海の孤島にあるイデア学園に逃げ込むと、過酷な修練を積んで〈王の守護者・アテナ〉となって、王宮に舞い戻った!
だが宮廷は権謀術数の渦中にあり、しかも若くして王位を継いだジュールは困ったイジワル男になっていて、エトワルのオトメ心は千々に乱れる…!?
男装の守護者と若き国王のヒミツの恋愛のゆくえは、はたして…!?

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

宇津田さんの新作ってことで期待してたんですけど、これはちょっとはずれかなぁ。「アテナ」っていう職業?が分かりづらかったのと、エールとジュールがどういう立場で、なんでこんな風にこんがらがった立場になっているのかが分かるまでに、ちょっと時間が必要でした。

なんだかんだいいながら、最初から両思いってのは、ドキドキ感が薄くなっちゃいますよね。私としては、最初は最悪だったけど、だんだん好きになってきたって感じのツンデレの方が好きかも。

0
2013年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

若き王・ジュールの婚約者だったエトワルは12歳の時にある貴族の陰謀により殺されそうになるが一命を取り留める。それは幼少時から彼女に施された軍人スパルタ教育のたまもの。このまま婚約者の元に戻った所でまた陰謀に巻き込まれるだけだとエトワルは新たな決意をする。名前をエールに変え、厳しい訓練を積み護衛官として王の元へ最強の「アテナ」として再び姿を現す。けれど4年ぶりに再会した婚約者は腹黒な王様に変わっていて、エールは彼の態度に翻弄される。

ワイルドすぎるエールに序盤笑わせてもらった。へびを笑顔で振り回したり、大人の男性でも根を上げる北方への旅を嬉々として乗り切ったり、などなど。恥ずかしすぎる妄想もおかしかった。そしてそんなエールにとっては恥ずかしすぎる過去のネタを用いてエールをからかい苛めるジュール。ヤキモチとかで余計に意地悪しちゃったりするのも分かるけど、あまり度が過ぎてエールが勘違いしてしまったりしてすれ違いな展開が多かったような・・・。エールの友達2人も面白かった。
でも、最初から通して主人公カップルは両想いなので(すれ違いはありますが)くっつくまでのドキドキ感とかはあんまりなかったような。くっつきそうでくっつかない、あのじれったい感じが好きなのでちょっと物足りない感もあったような気もします。
あ、最初の人物紹介のイラストが縦なのにちょっと驚いた。

0
2013年11月03日

「女性向けライトノベル」ランキング