【感想・ネタバレ】話し言葉で読める「蘭学事始」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

杉田玄白さんの「蘭学事始」を、読みやすくしてくれた本です。

この本が読みたいと思ったきっかけは、三谷さんの本。
「鼻を『フルヘッヘンド』する」というのが出てくるけど、
実は…という話題から興味が出ました。

「解体新書」を言えば、杉田玄白さんが有名ですが、
実は前野良沢さんが頑張ったんだなぁ。

玄白さんは自分でも性格が「大雑把」と書いているので、
この2人の血液型を想像すると、玄白さんがOかB、
良沢さんはAだったと察するけど(笑)

「ターヘル・アナトミア」を訳した人たちのように、
書いてあることが全くわからない、調べようにも辞書がない、
という状況から、必死で勉強して、だんだん意味が理解できるように
なってきた喜び。
これは、すごく感動するだろうなぁ。

今はほとんどの言語に辞書があるから、彼らのような
感動は、おいそれとは得られないだろうな。

うらやましいな。

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2012年09月26日

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