あらすじ
「徳川幕府、債務超過により倒産寸前」――。
八代将軍・徳川吉宗が直面したのは、理想論ばかりで数字の読めない老中たちと、膨れ上がった巨大な固定費。
この未曾有の経営危機を打開するため、戦国時代から暗躍する伝説の忍者集団を雇用する。
その名も「今猿(コンサル)」ーー。
「まず、大奥をリストラせよ」 彼らが突きつけるのは、感情を排した冷徹な「現状の見える化」と、現代ビジネスをも凌駕するロジックの数々。 七〇〇人規模の凄絶な人員削減 、不透明な年貢制度のインセンティブ設計 、そして市場を震撼させる「貨幣改鋳」というバズーカ。
守旧派や大名たちとの衝突を乗り越え、はたして吉宗は国家再生の悲願を成し遂げられるのか?
現代を生きる挑戦者たちに贈る、血湧き肉躍る吉宗の成長譚!
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Posted by ブクログ
「将軍・徳川吉宗がタッグを組んだのは、謎の忍者集団・今猿(コンサル)!?」
この紹介文で買わないやつはいないでしょ~(笑)。
メフィスト感がすごいですね……嫌いじゃないわ!!
作品としての面白さとしては経営(経済)モノなんだけど、難しい内容をコンサルが絡む関係上分かりやすく説明する……という構図は素直に感心したな。
まぁここまで分かりやすく依頼人のために頑張るコンサルもいないんだけど。
Posted by ブクログ
江戸という舞台設定を使いながら、課題の発見、利害調整、仮説立案、実行支援といったコンサルタントの仕事の流れが驚くほど分かりやすく描かれている。専門用語を並べるのではなく、物語として自然に読ませる構成になっていて、コンサルという仕事への理解が深まった。
時代小説として読むと異色だが、その新しさが魅力でもある。まさにニュータイプという読後感だった。