あらすじ
引きこもりの母親と二人で暮らす貧しい青年・羽田が新しく始めたアルバイトは、深夜のベンチに座り、前を通った人の特徴を記録するという怪しいものだった。そんな異様なバイトに集まったのは、それぞれに〈何か〉を抱えた人たちで……。pixiv公開時「読み始めたら止まらない」と大きな話題を呼んだ作品が、ついに単行本化! 新しい才能・ヤツモエが描く、さびしい心を包み込むミッドナイト・ストーリー。
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Posted by ブクログ
「朝は迎えられそう?」
かつて、求職中だった時は明日やる事も無く1日が本当に24時間あり、ふと真夜中に家を出て近所の公園へ行く事もあった。世界が寝静り、自分しかいないと錯覚してしまうような深夜。この本の主人公の場合、変なアルバイトを通じて様々な境遇の人と深夜3時に出合いを広げていく。誰しもが何故かうまくいかない人生を過ごし、どうにもならない気持ちを抱えている。そのもやもやをもしも分かち合えたら、薄めてくれる人が隣にいたなら。