【感想・ネタバレ】フォークランド戦争のレビュー

あらすじ

現代の戦争と
安全保障を考えるための
迫真の戦記

台湾有事が予測されるなか、フォークランド戦争が注目を集めつつある。この戦争は第二次世界大戦後、唯一の陸海空全ての次元で戦われた総合的な近代戦であり、仮に台湾で開戦されれば似たような作戦が展開されると想定されているからである。

そこで、フォークランド戦争を政略、戦略、作戦、戦術、術科/技術の五つのレベルで分析し、それらを作戦術で結びつけて考察。なぜ戦争が起き、勝敗が分かれたのかを立体的に描き出し、そこから我々が何を学ぶべきかを導き出す迫真の戦記。

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【目次】
はじめに――あらゆる要素が詰まった戦争

Ⅰ 環境形成
第1章 戦争への道
第2章 開戦と初動

Ⅱ 攻撃
第3章 制海権を巡る戦い
第4章 制空権を巡る戦い
第5章 上陸作戦――サン・カルロス湾
第6章 スタンリーへの道――陸戦の展開と試練

Ⅲ 回復
第7章 スタンリー陥落と停戦
第8章 戦争の帰結と教訓

おわりに――フォークランド戦争の意味

英国海兵隊旅団長 特別インタビュー
フォークランド戦争の真相/ジュリアン・トンプソン(聞き手 北川敬三)

あとがき
主要参考文献
フォークランド戦争関連年表
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Posted by ブクログ

フォークランド諸島の領有権は18世紀半ばまで遡り、列国にとって大西洋と太平洋の結節点として、また安全保障という観点から重要な拠点であった。アルゼンチンが植民地支配から独立して間もない頃、1833年イギリスによる占領支配を転機に、両国はフォークランド諸島をめぐって対立して、これが後のフォークランド戦争に繋がる。本書はフォークランド諸島の歴史背景や、実際に戦争が勃発してイギリスが勝利した要因を多面的に着目する。アルゼンチンとイギリス両国における陸海空軍の長所と短所を指摘するが、いずれにしても、戦争が動かす人間が重要である。国家が十分な人材を確保して、大切に育てなければ、組織として適切に機能しなくなる。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

 イギリス対アルゼンチンの戦争。大西洋に浮かぶちっぽけな島嶼が舞台ではあるが、領土問題や近代戦を考える上で検討すべき事が多い。本書を読んでいてロジスティクスや住民感情、国際世論をどう味方に付けるのかが戦局を揺さぶっていた点が印象に残った。ただ戦に強いだけでなく、政治面においても優位に立つ必要がある。
 純軍事的な目線で読み取ると、意外なほど戦力は拮抗している。イギリスの勝利という結果だけを知っているので、もう少し力の差があるのかと思いきやそんな事はない。イギリス軍も危ない橋を渡りつつも、柔軟かつ意志を固く持ち、作戦遂行を行なった点が勝利に繋がったのではないかと思う。

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「フォークランド紛争」って名前で知っている事件。第二次世界大戦後はじめて陸海空すべての次元で戦われた総合的な近代戦。イメージとしてはイギリスが圧勝したみたいだけど、これを読むとかなり被害も出たし危険な状況だったよう。色んな角度で分析してくれているので、色々興味深い。

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2026年06月18日

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