【感想・ネタバレ】ジオフェンス 蔦谷昂一郎の捜査録のレビュー

あらすじ

裁判はしない。

1つの誤認逮捕をきっかけに
「規格外」の弁護士が誕生!

大藪春彦新人賞作家が放つ
型破りな弁護士ミステリ。

第一話:トワイライト・ゲーム
〈品川ふ頭殺人事件〉
自分の顔が犯罪者に使われたら?
祖母へ会うためにブラジルへ
出発する予定だった大沼。
だが突然死体遺棄容疑で逮捕される。
誤認逮捕を感じた弁護士の蔦谷は
弁護を引き受けるが、
誤解を解く材料を探しに走る。

第二話:ランドクロス
〈海岸道路暴走事件〉
あなたの車が
もしコントロールされていたら?
猛スピードで車を爆走させ、
対向車にはみ出てオートバイと接触後、
崖下の海に転落し死亡した遠藤。
保険会社からは自殺の可能性があると
いわれる。その新車だったことに
疑問を持つ蔦谷は動く。

第三話:ジオフェンス
〈金塊強奪・拳銃殺人事件〉
犯人を追い詰める目に見えない
境界線とは?
金塊強奪事件の犯人グループの一人
山崎アルベルトが保育園に立てこもった。
捕まった弟は金塊強奪とは無関係だとわめき、
蔦屋に捜査させるよう要求。
蔦谷は現場へ向かう。

第四話:ゴー・バック
〈アルバイト従業員失踪事件〉
完全に他人に成りすます方法、
あります。
東京にいるはずの息子が
小樽市で車に轢かれ死亡した。
10月に小樽へ引っ越していたようだが、
12月まで東京でアルバイトをしていたという。
一体誰が亡くなったのか
蔦谷に捜査依頼が入る。

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Posted by ブクログ

大変面白かった。
4編からなる小説だが、4編が繋がりを持って終編が初編の回答となり、見事に物語を集約させている。
現代を描く小説ならではの、デジタル絡みの事件であり解決法でもあり、それぞれが成程!と唸るような展開に著者の知見の広さに感心した。
デビュー2作目にしてこれ程のクオリティを持った作品を描く浅沢英作品を遡って読みたくなった。
大満足の一冊だった。

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2026年06月22日

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