あらすじ
日本にいる中国人は一体どんな仕事をしているのか?
彼らの意外な稼ぎ方を、豊富な取材をもとに紹介する。
生命保険会社の優秀営業担当、大手企業のシステム開発請負といった「日本企業で働く在日中国人」から、料理店経営、医療通訳に起業家、コンビニ店経営やYouTuberまで――在日中国人の働き方も多様化してきている。
彼らはなぜ日本で働くのか、そして日本についてどう思っているのか。
いまや100万人規模となった、在日中国人の最新のビジネス事情を明かす。
【目次】
プロローグ 日本で働いていて、日本と日本人について思うこと
第1章 中国人が支える日本企業
第2章 日本で起業して社長になる
第3章 中国人の商才と商魂
第4章 危険ゾーンで働く人、まじめに働く人
第5章 在日中国人の相克
エピローグ 中国にアイドル文化を根づかせた人
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本国内の中国人に対する冷静なルポ。
日本のさまざまな分野で中国人が必要不可欠な人員とされているのは必然性がある。昔の日本人のようなハングリー精神がある。問題は、数が多くなると遵法精神が乏しい人が多く出てくること。光と影、両面よく見ていると思う。
さて、ではどう対応するべきか。やはり、真面目に働く人と、犯罪を犯す人を峻別することは当たり前。その上で、犯罪行為ではないが、中国式がまかり通るものと思っているために起こる摩擦にどう対処するかですね。光を見る人は融和を求めるし、影を見る人は強硬な排斥を求める。どちらも取れないのなら、一旦はこれ以上増えないようにし、今いる90万人の中国人といかにうまくやるかを試行錯誤するのがいいかなと思った。
Posted by ブクログ
在日中国人が日本の1県並みの人数となっているが、彼らは日本でどんな仕事をしているのか。そんな疑問を大量の取材を通して本書は伝えてくれる。
冒頭の生命保険の話を見ていても、これだけ中国人が増えるとその人向けのビジネスチャンスはあるわけで、そこは納得感ある。 また、とかく政治的な面や報道のされ方で印象は悪いが、日本にやってきて、そこにある程度の期間いる中国人は真面目に、日本のために働いている方が多いし、ルールを守らずトラブルを起こす中国人に良い印象は持っていないということを、著者としても伝えたいというのは感じた。