あらすじ
不動産バイヤーのラナは癌を宣告され、16年前に家を出ていった娘のベス、15歳の孫娘ジャックと海辺の町で暮らし始めることに。ジャックは環境保護区の湿地帯でカヤックツアーのガイドのアルバイトをしているが、仕事中に他殺死体を発見してしまう。刑事たちに犯人のように厳しく問い詰められたジャックのため、ラナは真相を見つけようと決意する。薬の副作用でままならない体に上質のスーツをまとい、ウィッグとハイヒールで武装して調査を始めるが……。エネルギッシュな祖母、堅実な娘、しっかり者の孫。個性豊かな家族を描く謎解きミステリ!
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Posted by ブクログ
2026年の33冊目は、ニーナ・サイモンの「彼女たちの謎解きの夜」です。舞台は、カリフォルニアのモントレー・ベイです。アザラシや水鳥など多様な野性生物の暮らす海と湿地帯のある土地です。冒頭の描写が、モントレー・ベイの素晴らしさ現しています。この冒頭だけで惹き込まれます。
ベスと娘のジャックの暮らすそのモントレー・ベイに、ガンにかかったベスの母ラナが、治療と療養のためロサンゼルスから移り住み、一緒に暮らすようになります。ジャックが巻き込まれた殺人事件の解明というのが主軸ですが、ラナ、ベス、ジャックというルビコン家女性3人家族の物語と言っても良いと思います。
ラナとベスの過去の軋轢、その溝を埋めるためお互い探り合いながら生活します。そして事件とジャックという存在を介して1つの家族になろとする物語だと言えると思います。
☆4.6