【感想・ネタバレ】ヒットの復権のレビュー

あらすじ

日本の音楽が、世界で存在感を示しています。米津玄師、YOASOBI、Creepy Nutsらの楽曲がグローバルチャートのトップ10にランクイン。J-POPを代表するアーティストたちが続々と海外に進出し、ワールドツアーは各地で熱狂を呼んでいます。なぜ、いま日本の音楽が世界に届くようになったのか? その背景には、2020年代になって生まれた新たな「ヒットの力学」がありました。本書はその構造的な変化を、2016年からの10年間を辿りながら解き明かします。

CD不況とランキングの形骸化で「ヒットの崩壊」が叫ばれた2010年代から、コンテンツ産業が日本の基幹産業の一つとなった2020年代の「ヒットの復権」へ。この10年で音楽シーン、そして音楽業界に何が起きたのかを、以下の3つのキーワードで読み解きます。

「バイラル」 ── SNSとショート動画から国境を超えるヒットが生まれる現象
「アニメ」──アニメとJ-POPが深く結びつき世界に届く構造
「プラットフォーム」──ストリーミングサービスの普及、そして業界団体と行政の連携

「音楽には世の中の変化が最初に現れる」──日本発コンテンツの海外売上は約5.8兆円と、いまや半導体や鉄鋼を超える規模に成長。コンテンツビジネス・メディア・エンタテインメント産業に関わるすべての人必読の一冊。

【目次】
第一章 2016年、変革の萌芽
第二章 2019年、音楽シーンの主役交代
第三章 2020年、コロナ禍で何が起こったか
第四章 2023年、新たなヒットの方程式の誕生
第五章 2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに  
第1章  2016年、変革の萌芽
第2章  2019年、音楽シーンの主役交代
第3章  2020年、コロナ禍で何が起こったか
第4章  2023年、新たなヒットの方程式の誕生
第5章  2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ

<内容>
2010年代からコロナ禍を経て、現在に至る音楽シーンの変化を追う。初音ミクなどのボーカロイド、TikTokなどの一般の人の再生、さらにアルゴリズムにより似た感じの音楽が聞こえてくる…。現在のヒットチューンは一昔前とは大きく変わり、欧米はもちろん、東南アジアあたりから広がることもあるらしい。日本の基幹産業の一つになっている音楽ジャンル。バズるのは企みではうまく行かない時代なのだ。

0
2026年05月19日

Posted by ブクログ

2010年代は、チャートを見てもイマイチピンときていなかった。

それはちょうど自分の子育ての期間と重なっていて、音楽を全然聴けていなかったせいもあるし、自分が歳をとったせいもあるかもしれないと思っていた。

でもそれは、ヒットの構造が違っていたんだな。

今はまた音楽を聴いてワクワクしている。
の時代が良い悪いではなく、多様性が生まれたからなんだと思う。

米津玄師もYOASOBIも藤井風も大好きだ!

0
2026年05月17日

Posted by ブクログ

本屋で出会った。現在の音楽シーンをつぶさに取材してきた著者が、ここ10年程の業界を俯瞰する。
時代の最先端がまず音楽に現れるという現象は、バイラルヒットとプラットホームの整備で加速度を増している気がする。時代の変換点を分かりやすく示しつつ、業界や政治関連の動きまでフォローしている良書。

印象的な言
勝者が勝者そう取りのマインドを目指さず、お互いのカルチャーを称え会う場をつくる。それがアルゴリズムによる分断を克服する取り組みなのかもしれない

0
2026年05月17日

Posted by ブクログ

読みながら「健全」という言葉がずっと浮かぶ。本当に良い時代になったんだな。帯にデカデカとある「バズの起点は作れる」という文面は果たしてどうかと思うけど、それに反逆するような「豊かさ」についての記述に胸が熱くなる。そして、藤原基央は偉大だな、と改めて。

0
2026年05月10日

「趣味・実用」ランキング