あらすじ
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
野球マンガの歴史と表現を語る!
世界に類を見ない、独自の深さと広さを誇る日本の「野球マンガ」文化。
その歴史と表現について、学問的な体系化を図った新機軸のマンガ評論。
ジャンルの勃興期から20世紀までの流れを俯瞰・整理した第一章、
21世紀の現在に至るまでの作品群を集積・評価した第二章、
野球マンガならではの試合&プレーの表現を分析・解体した第三章、
物語の構成やストーリーの流れをポイント別に分類・定義した第四章、
の四部構成で語っていく。
「女子野球」で振り返る野球マンガ史、「パロディ」で振り返る野球マンガ史、「擬似球技」で振り返る野球マンガ史など、コラム群も充実。
マンガ評論の現場に新たな1ページを加える、
すべてのマンガファン、野球ファン、そして野球マンガファンに届けたい必読の書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者の「野球マンガ」愛もすごいが、紹介されている野球マンガがまたすごい。
アストロ球団あたりがリアルなんだが、山下タローくんは覚えてるし、安定のドカベンに、すすめ!パイレーツは最高だった。
そんな程度の認識なので、途中から紹介されている漫画が全くわからない。なんせ、MAJOR読んでないから。
それでもその熱くも精緻な描写から、野球マンガがどれだけ進化して来たのかわかる。
漫画技法で挙げられているマンガの描写のまた素晴らしさ。
うーん。すごい。こんなんなんか。
改めて思うのだが、マンガってもう、大人のものだな。
漫画というジャンルのルールがちゃんとわかって、そのルールがわかっている人にはどう見えるかという視点が必須だ。そこに乗るのか、越えるのか、交わすのか。
受け止める読者も、それ理解できて飲み込めるほどに成長して来たことが前提の世界。
マンガの裾野が広がって、漫画描ける人が増えて、漫画で描ける分野が広がって、漫画を発表できるメディアが増えて、漫画を評価してくれる社会が広がった。
その上で、野球という、もう、これでもかって言うほどテーマにされてぶった斬られて再構成された小さな分野だからこその、精緻な昇華。ルールが厳密なほど、テクニックは高度になるんだ。
ちょっと横道だが、そうか、だからガンダムとか仮面ライダーとか、くどい程繰り返されるのか。あれ、野球漫画なんや。
紹介されてるマンガ、ほんま読みたいわー。時間も金も、多分感性も残ってないけど。
ただなんというか、一点ちょっとなと思うのが、マンガの登場人物の、絵的なキャラ立ちとかどうなんかなって。表情の描写とか。
MAJORなんか、みんなおんなじ顔やん。口の開け方とか。
後やたら地味な、大友克洋に戻ったようなうまさがあったりとか。
その辺の魅力には一切触れてなかったのは、ちょっと残念。つか、そう言うことを重視してないんだろうなとは思った。