【感想・ネタバレ】ソニー神話を壊した男 出井伸之が創った未来のレビュー

あらすじ

だからSONYだけが生き残った。

「インターネットは隕石だ。このままだとソニーは恐竜のように滅びるぞ」
30年前の予言は、いかにして企業と日本経済を変えたか。吉田憲一郎・ソニーグループ会長らの証言と本人の肉声で辿る圧巻ノンフィクション。

「1995年という時代を画する年に出井さんが社長になられたのは時代の要請だったんじゃないかと思うんですよ」(吉田憲一郎・ソニーグループ会長)
「あそこで出井さんが革命を始めたから、今日のソニーがあるわけじゃないですか。革命はなかなか成就しなかったけど、四半世紀前に革命を始めたから、今、成就したんです」(冨山和彦・日本共創プラットフォーム会長)
「デジタルにしろ、インターネットにしろ、その技術の本質をずばりと鷲づかみにするんだな。その意味では、彼は理系ではないけども、文系の〝天才技術者〟だったかな? それはちょっと褒め過ぎか」(鈴木幸一・IIJ会長)
「次に何をやるのか? 何を考えねばならないのか? 恐らく出井さんはご自身にこうやってプレッシャーをかけ続けて自らを鼓舞していたんじゃないかと思いますね」(松本大・マネックス証券会長)

“出井革命”はソニーと起業家たちに何を遺したか?

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Posted by ブクログ

出井さんが社長の時、あるいは退任した時、いい評価はされなかった。
むしろソニーを弱くしたとか、第二のウォークマンを作れなかったとか、
悪評の多い人だった。
しかし、この本はそれを否定している。
出井さんは10年先を読んで、ソニーを製造業からエンタテイメント業に変革する
礎を築いた経営者だと。
盛田さんにも大賀さんにもたてついて、自分の考えを通したと。
大賀さんに左遷もされたが社長に指名もされた。
「消去法で選んだ」というセリフは当時有名だったそうな。知らなかったけど。

製造業としてのソニーに危機感を持っていたのは間違いない。
その証拠に?今やソニーはパナソニックや日立とは全然違う道を歩んでいる。
製造業ではない。インターネット、エンタテイメントが主力の企業になっている。
東芝やシャープなど見る影もない。

早すぎた男。平賀源内みたいた。

彼の評価が低かったのは、社外だけでなく、むしろ社内。
カリスマ盛田社長の部下たちにとって、ソニーは製造業でなくてはいけなかった。
それを変えようとした出井さんには従えなかったということか。

サラリーマンは悲しいねえ。

序章 インターネットは隕石だ。このままじゃソニーは恐竜のように滅びるぞ
第1章 サラリーマンだからこそできる経験がある。左遷だって学びなんだ
第2章 岸辺を頼りに泳ぐ人より沖に向かって泳ぐ人
第3章 変革への意志がソニー・ピクチャーズを変え、”製造業神話”を破った
第4章 松本大は出井とネット証券を興し、冨山和彦は出井改革に勇気をもらった
第5章 日本のインターネットの始祖・鈴木幸一は「出井さんは不当な評価をされている」と訴えた
第6章 「前例がないからこそ意味がある」という価値観が起業家たちを後押しした
終章 18歳の高校生が出井と出会い、シリコンバレーで最も知られる日本人になるまで
エピローグ 出井伸之とは日本にとってどんな存在だったのか

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2026年07月31日

Posted by ブクログ

転職当たり前の現代だからこそ、逆張り的に、新卒さんにこそオススメしたい、日本イチ刺激的なサラリーマン実話録。「半沢直樹」より胸がグッときて、ためになる。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

先見性って"今"は与えることができない評価だけど、信じている未来を馬鹿にされても、批判されても語り続けてこそ"あの時"の評価が下される。
弛まない努力からしか生まれるない信じることを語る勇気。

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2026年06月10日

Posted by ブクログ

ソニー信者ではなくなった理由が出井さんなので、ふむふむと思って読む。
今振り返ると、ソニーのアナログ技術屋さんと同じ思考だったのだな、と思う。
改めて、出井さんの凄さを思うとともに、それでもエンタメ会社になったソニーには入らない、という考えは今でも変わらないという自分の想いも確認できた。

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2026年05月26日

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