【感想・ネタバレ】自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点のレビュー

あらすじ

★Amazon売れ筋ランキング
「自然観察」
「植物観察ガイド」
カテゴリ1位!
(2026年4月5日調べ)

サイエンス作家・竹内薫氏推薦!
世界が一変して見える教養書!人気podcastがついに書籍化

「キノコや街路樹など身近な「自然」を入り口に、動植物の生存戦略から人間の経済まで、読者を奥深くへといざなう。知的好奇心をおおいにくすぐる一冊。」
――竹内薫氏(サイエンス作家)


観賞用のサボテン、道端に咲く花、寿司屋のネタ、食卓に並ぶ食材etc.
私たちの日常には「自然」があふれていて、それぞれに生存戦略やその土地の歴史、文化など多くのエピソードが詰まっています。

本書はいわゆる「雑学本」ではなく、それらのエピソードを通して、日常がより豊かになる「視点」をお届けする1冊です。
「視点」を手に入れることで、何の変哲もないと思っていた道が、部屋が、街が、あなたの世界ががらりと一変し、美しく見えることでしょう。

【こんなこと知らなかった】
・サボテンは生き延びるために葉っぱを捨てた
・キノコが産業革命の歴史を変えた?
・寿司屋でその地域の「海」を観察できる
・竹林は地下で全部つながっている
・カタツムリは無数の歯でコンクリートを削っている
・雨を表す言葉は1200種類
・古着が紙の原料だった時代があった
・昆布は明治維新の陰の立役者?
・もやしは野菜の名前じゃない


【目次】
第1章 暮らしは自然でできている
文化/言葉/人工物との境界…
第2章 街歩きで感じる自然
街路樹/カタツムリ/カラス…
第3章 家の中にひそむ自然
サボテン/ガラス/紙…
第4章 食卓に並ぶ自然
竹/キノコ/豆…
第5章 人間の歴史の中にある自然
うんこ/海藻/コーヒー…

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

木、雨、カラス、もやしなど、身のまわりにあるものの歴史や、他との繋がりをたくさん、学びました。この本を読むと、これまでの自分の知識が、点と点が線になるように繋がっていきました。
また、ノダさんの師匠の言葉、『つまらないのは、お前がつまらないからだ』が印象に残りました。世界を観る解像度を落とさないように生活をしたいと思いました。

0
2026年05月06日

Posted by ブクログ

本好きにとって書斎は天国。
でも虫から見たらーー

『食べ放題のフードコート』

世界の見え方が変わる✧

✾自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点
✾ネイチャーガイド/自然観察家ノダカズキ
✾discover

この本が教えてくれるのは、
知識だけじゃない“視点”の増やし方。

たとえばーー
・花の美しさは「虫へのアピール」の副産物
・樹木は巨大な水の循環装置
・サボテンは超高性能マルチツール

そして一番好きなのが、

・「紙魚(しみ)」から見た
“書斎という森”。

人間にとっての「大切な本」は、
別の生きものにとっては“ごちそう”になるということ。

文化って、実は
植生・気候・地形・雨量・土壌が重要らしい。

つまりーー
文化=その土地の自然のコピー。

そう思うと、
「当たり前」が崩れる。

私はこれまで、
自然に親しんできたつもりだった。

でもそれは、
“人間の視点”だけだったのかもしれない。

これからは“生きもの”視点でも見てみたい。
同じ道でもきっと全然違う景色になるから。

・自然が好きな人
・考え方を柔らかくしたい人
・世界の見え方を変えたい人へ

静かに扉をノックしてくる1冊です。

⇒⇒⇒

ブリコラージュ=限られた環境の中で、生き残るために工夫する。手元のある材料を使ってなんとかする

分化は、国境ではなく、植生で決まる。宗教よりも、気候や地形が影響する。歴史よりも、雨量と土壌の性質がものを言う。

分化というのは“その土地の自然のコピー”なのかもしれない

「赤」は、光の波長が長く、空気中のチリや水滴に邪魔されにくいため、遠くまでよく届きます。

「旬」という言葉。
日本語には、たった一文字で季節と味覚と時間の流れを表現するセンスがある。

「雨に関する言葉」。日本語には、これがなんと約1200種類もあると言われています。

言葉は、世界をどう切り取るか、どう感じるか、どこに意味を見出すかの「レンズ」です。

花は、繁殖器官。
風媒花と、虫媒花です。

あくまでも美しさは生存戦略の中で生まれた偶然の副産物です。でも、その偶然があるから、私たちは今日も自然を深くめでることができます。

樹木は「水の柱」という視点
水がたっている
街路樹を見るとき、こう考えてみてください。今この瞬間も、あの幹の中には水の柱が立っている。葉が空に向かって引っ張り、根が地面から供給する。そして、蒸発した水は、雨になる。それがまた地面に降り注ぐ…
水の巨大な循環装置に見えてきます。

道路もビルもコンクリートも、実はカルシウムのかたまりだからです。
重機も音もありませんが、数万本の歯を使いカタツムリは今日もコンクリートを削ります。

生き物がどのように世界をかんじているかを理解するには、「時間分解能」が重要な指標になります。
どれだけの“コマ数”でこの世界をとらえているかという能力。
人間は1秒間に50~60回ほど、情報を更新しながら世界を“観る”ことができます。

ハシブトガラスは「カーカー」、ハシボソガラスは「ガァガァ」と泣きます。
都会と自然、それぞれの「推しカラス」がいる
ハシブトガラスは都会

サボテンはトゲというシンプルな形に、信じられないほど多機能な役割を詰め込んできました。防御、光の遮断、温度調節、繁殖、水分収集としても働きます。
自然が何万年もかけて作り上げた、超高性能マルチツール。

サボテンの「味」は時間帯によって変わります。
夕方になると、光合成の中でリンゴ酸が消費され、酸味が少し和らぎます。

竹の花120年に一度

書斎という森
「紙魚」
紙を好んで食べるからです。
虫の視点から見たら書斎はフードコートのようなものかもしれません。セルロースからできた本の山はどこもかしこも食べ放題。

海の中では真逆の現象が起きています。北に行くほど、生物量が増えるのです。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

著者のノダカズキ氏は、
podcast(ラジオ)で自然観察をテーマとした番組を発信している在野の自然探究家である。身近にある、自然物(生き物、微生物、鉱物からうんちまで)をいろんな人が興味をもてる切り口で編集し、魅力的に伝えるプレゼンターでもある。

本書は彼が番組で取り上げてきた素材なども用いつつ、我々の日常生活に潜んでる自然のワンダフルな生態を、5つの視点で紹介している。

易しい言葉でかかれているので、
子供から大人まで楽しめると思う。
センス・オブ・ワンダーの眼差しで世界をみる面白さを思い出させてくれたり、育んでくれることだろう。

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

その生活に馴染んで気づかない自然や動物達、カラス、桜、かたつむり、花や木々、竹、きのこ、もやし、豆やそれら自然から作られる本のなどの不思議や歴史を分かりやすく楽しく解説している。
カタツムリとコンクリートの関係や本好きとしては
紙が今の木から作られるようになった歴史過程が面白い。
あと、きのこ好きだったけど、食べるのも見るのもこれからは躊躇しそう(笑)
子供から大人まで楽しめる本でおすすめです。


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2026年04月27日

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