【感想・ネタバレ】学食ガール(1)のレビュー

あらすじ

女子高生・木皿木めいめいは、学食にひとアレンジ加えてお昼ご飯を堪能する。
一人を楽しむ彼女だったが、彼女の学食アレンジ飯をまわりが気にしはじめるのだった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

またしても、読んだらお腹が空いて来てしまう、良い食漫画に出逢えた。
グッと来た度合いで言えば、相原瑛人先生の『全力めし アリサはよく読み、よく食べる』に匹敵するが、こちらは、「食べる」は勿論だが、どちらかっつーと、「作る」、正確に言えば、「アレンジする」に重きを置いている食漫画。
人によって物差しは違うから、この『学食ガール』は食漫画に入らないかも知れないが、私的には、美味しいモノをより美味しく、自分好みの味にする行為も「調理」に入るので、食漫画としては有り寄りの大有り。
私の高校に食堂が無かったってのも、この作品かつ主人公・木皿木めいめいのスタンスに惹かれる要因でもある。もし、私の高校に食堂があって、学生時代に、この『学食ガール』を読んでいたのなら、間違いなく、再現し、食べていたに違いない・・・ぶっちゃけ、今でも出来るんだが、やはり、学食でやるってのも大事な気はする。
ラブコメ系の『たりんたらん』でも感じた、杉元イズムを、この『学食ガール』でも、しっかりと感じられるので、芯となっている「食」を学生たちの恋愛模様が、どのように彩ってくれるのか、実に今後が楽しみ。

この台詞を引用に選んだのは、大袈裟すぎんか、と思いつつも、的は射ているな、と素直に納得できるものだったので。
一人でいるのは苦痛ではないし、むしろ、その寂しさに心地良さも感じてはいるにしろ、孤独になるのは避けたいって人は、まぁ、それなりにいるだろう。
そんな人の支えや救いになるか、そこは微妙にしろ、自分のちょっとした習慣が周りに影響を齎す事もあるし、逆に、自分が周りにいる誰かのやっている事に触発され、知見を得る場合もある。
そんな些細な繋がりが少しずつ増えて行けば、人間、独りぼっちにはならずに済む。
「・・・この購買のチキンは、先日、綿鍋君が食べていたのを見て、昨日の帰り、はじめて購入しました。衣もお肉もそれぞれ食感がちがって、やわらかくありつつも、弾力があって、スパイスが良く効いていて、とても美味しかったです。綿鍋君のおかげで知れました。ありがとうございました」
「まじか・・・オレが木皿木さんから影響をうけたと思ったら、オレも木皿木さんに影響を与えていたのか・・・!」
「えぇ、この世のすべては皆、響きあって、生かし、生かされているのですね」(by木皿木めいめい、綿鍋)

もう一つ、「おっ」と感じた台詞を紹介。
言い方は失礼な気もするが、まぁ、木皿木さんは変わり者だ。
淡泊な気質、人間味が希薄っつーか、他人の事なんか二の次で生きてそうなキャラが、こういう感じの事を言うと、ギャップ萌えを感じちゃう、私、チョロいよなぁ。
恋心メラメラで、綿鍋にメロメロな柳刃さんを応援したい気持ちもあるにはあるんだが、個人的には、綿鍋が木皿木さんにガンガン、アタックをかます展開を観たいんだよなぁ。
恋ばかりがアオハルではないにしろ、成長を齎す刺激の一つである事は否定できない。
「想定より、だいぶ早く、お腹いっぱいになりました」
「そりゃあ、あんだけトッピングの量があればね・・・」
「―――いえ、胸がいっぱいになると、お腹もつられていっぱいになるんですね。柳刃さんの、手作りチャーシュー、分厚くて美味しかったです」
「―――あっそ。あたしは、ふつーにお腹いっぱーい。ほら、急ごっ」
「はい」(by木皿木めいめい、柳刃さん)

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2026年09月06日

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