【感想・ネタバレ】フェラ・クティ自伝のレビュー

カルロス・ムーア

フェラ・クティは生涯、自由であることを求め生きた。その混沌の奥底から生まれた超普遍的グルーヴ、フェラ・クティの音楽、フェラ・クティの芸術。私たちは今、彼の存在をどう受けとめればいいのか。そこから何を想像することができるのだろうか。生きること自体が闘いであり、アートそのものだった偉大な「兄弟」による自伝。

[ブクログ · ★★★★☆]

1981年のインタビューをもとにまとめられたフェラ・クティの伝記。面白くてすぐに読み終わった。
フェラ・クティについては70年代の活動が割りと有名だが、本書はあまり取り上げられることのない80年代以降についてもまとめられているのが貴重。