【感想・ネタバレ】鼬といっしょのレビュー

本宮榎南

人に化けて街で暮らす妖怪鼬の伊達キイチの家の玄関先に、最近蝉の抜け殻が置かれるようになった。不思議に思っていたある日、突然背後から「尻を見せろ」と威圧感たっぷりの声をかけられる。変質者の言動から人に化けている獣のようだが記憶にはない。貞操の危機を覚えたキイチは男に捕らえられた瞬間、恐ろしさのあまり変化を解いて逃げだすが、男は高校にまでやってきてキイチの「尻」の所有権を主張し……。三尾じゅん太先生の挿絵収録。

[ブクログ · ★★★★☆]

前回『狸といっしょ』のスピンオフ。
今度は　山犬×鼬　です。
俺様攻とアホの子受という、同じパターンできたか、
と最初はがっかりしてたんですが、モフモフの前では
私の気落ちなんて……。

結局やっぱり楽しんで読めました。
新人さんで文章力微妙なんですが、読ませます。
アホの子好きにはお勧め。
鼬のキイチのために、せっせせっせと贈り物をする
山犬のギンの姿にきゅん……とします。

私はどちらかというと前作の方が好きですが、こちら
のモフモフもなかなかのもので、是非ともモフモフ
第3弾が読みたいものです。

[ブクログ · ★★★★☆]

三尾先生のイラストが好きなので表紙買い、プラス「狸といっしょの」スピンオフとの事で購入。
私はこっちが好き！もっと偉そうで俺様な攻様かと思ったけど、とても健気蝉の抜け殻を何時間もかけて大事に届けにきていた事を想像するとキュンとなりました。