あらすじ
世界的名医(元東京大学健康管理センター教授・日本心臓病学会創立理事長)告発ノンフィクション!
崩壊する医療界の中枢!
続出する手術死、医療事故隠蔽、聴診器すら使えない医師、手術中に帰宅する医師、無気力な研修医、論文盗作、データ改ざん、不正が横行する教授選挙の実態―「書かずには死ねない。これは私の遺言である」
天野惠子氏(医学博士)激賞!
「母校の危機を憂う一卒業生の自戒と警告」
南淵明宏氏(昭和医科大学教授)絶賛!
「偏差値エリートの『お医者さんごっこ』の無法地帯だ!」
東大病院で何が起きているのか?
【目次】
第一章 聴診器を使えない医師たち
第二章 恐ろしい専門医
第三章 続出する手術死、医療事故隠蔽
第四章 論文盗作、不正の横行
第五章 東大紛争の知られざる真実
第六章 無気力な東大医学生たち~嘘のようなほんとうの話
第七章 体験的日本学術会議批判
第八章 反骨の半生
終章 東大医学部改革試案
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Posted by ブクログ
このタイトルは大袈裟で近親憎悪が目に余る書き方。とても素晴らしい医師であることは重々理解できるが、手前味噌的な表現は少しウンザリする。また飛鳥新社ということもあって、右に寄ってるところも気になる。東大紛争の端緒が医学部だったのは初めて知り勉強になったし、これにより医局制度が崩壊し、優秀な人材が流出し、東大医学部・東大病院の凋落のはじまりになったことも勉強にはなった。今の時代にあわせた医師の養成法・制度改正の処方箋をもっと提示しないと、昔の医師は志高く素晴らしかったで懐古調になり、老人の昔話で終わってしまっては勿体ない。
また、専門分化し過ぎが元凶であることは、自身の職業であるコンピュータシステムでも全く同じことが言えて、システムの複雑化が専門分化を加速させている。医者は健康に問題ある人を相手にするため日常だが、システムは障害が起こった時に専門分化の弊害が一気に顕わになり、木を見て森を見ずのエンジニアが増える一方なのは嘆かわしい限り。ジェネラリストの育成が急務なのは同じ。