【感想・ネタバレ】聖女になれない私【単話売】(12)のレビュー

あらすじ

「出会ってしまう…運命のふたりが」聖女が召喚されたと報告を受け、公爵令嬢メリューエルはここが『氷の騎士と常春の聖女』の世界であることを思い出す。それは、聖女アカネが騎士ミュチュスカと紆余曲折を経て結ばれる物語。ミュチュスカは私の婚約者だ。毛嫌いされているけれど。ミュチュスカのことを何一つ知らない聖女が私から彼を奪う。悔しくて…悔しくてたまらない――。だから……私は賭けに出ることにした。記憶を取り戻しても悪女のまま。メリューエルの恋心の行き着く先は……!?

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複雑な性格のヒロインを応援~

12話まで読了。
不仲な婚約者と改めて結ばれる、というパターンが好きなのでその展開を期待して読み始めました。
が、もはや今は恋愛ものというより、メリューエルという複雑でこじらせた性格のヒロインの私小説的マンガとして読んでいます。
きっかけは10話11話で、メリューエルとミュチュスカの進展そっちのけで、メリューエルとアカネのやり取りを延々描いたこと。初見はがっかりしましたけど、もはやこれは恋愛ものではなく、メリューエルという女の生き様を見せられているんだと諦めたというか、まあ…。
メリューエルひとりの思索シーンが多いので、モノローグメインの「原作小説の絵解き」になりがち。原作を思い切って改変して、誰かとの会話中心で進めるなど、マンガ家さんならではの演出が欲しいな。
それでも読んでるのはこじらせメリューエルが好きだからなんだけど、こんな複雑な彼女が恋愛一択女としてしか描かれてないのが勿体ない。メリューエルがミュチュスカ以外の何か、事業でも権力闘争でも他に注力してる描写があれば、もっとミュチュスカをやきもきさせられるのに~!

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2026年11月07日

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