【感想・ネタバレ】バルセロナの不思議に魅せられてのレビュー

山田修平

定年退職後、６８歳の時にスペインのバルセロナ市で州政府公認観光ガイド資格を取得。観光案内の仕事を通して出会った多くの人々との交流やバルセロナの不思議や面白さを描いたエッセイ。

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山田修平［ヤマダシュウヘイ］
１９３９年茨城県日立市生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業後、（株）日立製作所に入社。同社中南米諸国現地法人勤務の後、１９８０年にスペイン法人を設立。１９８９年に退社の後、バルセロナ市にヤマダ・コンサルティング有限会社を設立。２００４年、スペイン・カタルニア州立ジロナ大学経済学部観光経営学科を卒業し、２００７年にはカタルニア州公認観光ガイドの資格を取得。今日まで州公認観光ガイドとして、精力的に活動している

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一般企業の海外駐在員を長年つとめた山田氏が、バルセロナの魅力にはまり、中年以降の猛勉強によって、日本人初のカタルーニャ州公認観光ガイドになるという、ど根性物語。よくあるガイド本と違い、著者独自の深い視点から、町の魅力を立体的に紹介してくれている、良著。