【感想・ネタバレ】共食い 1のレビュー

金沢伸明 / 斉藤ロクロ

「自殺したふリをして担任教師をビビらせてやろう」。2年A組のクラスメイトが企てた、ちょっとしたイタズラのはずだったが、生徒の1人が古い聖堂の十字架にかけられ、死体となって発見された！ 自殺か、他殺か？ それとも、何かの呪い……！？ 隠れキリシタンの伝説が残る田舎町で、血塗られた連続殺人事件が幕開ける！！ それは、クラスという水槽で飼われている生徒たちによる“共食い”の始まりの合図だった。大人気小説『王様ゲーム』の金沢伸明が放つ最新作を漫画家・斉藤ロクロが大胆にコミカライズ！！

[ブクログ · ★★★★☆]

舞台は湖のほとりの田舎町。住人達は氏神の“お籠り様”の祟りにおびえながら暮らしている。そこへ都会育ちの高校生・連が引っ越してきて、奇妙な事件に巻き込まれていくとうミステリーホラー。劇中でクラスメイトの１人が自殺するのだが、はたして本当に自殺なのか気になる!!　これも呪い!?　画力が高く、続きが気になるという点が評価できる。