【感想・ネタバレ】六百六十円の事情のレビュー

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畜生面白かった。
もっとカツ丼入ったギャグっぽい感じなのかなーと思ったら、しっかり青春、そして老人(笑)の話だった。
読んでよかった、前向きになれた、気がする。

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2012年11月05日

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以前からどのような作品を書くのか気になっていた作家さん。今回初めて手に取ってみた。カツ丼がキーワードになる短編集。ただ、それぞれの短編同士でつながりがあり、最後に一つの話としてまとまる構成。個人的には2話目の食堂の孫といけないと思いつつも本屋で万引きを繰り返す高校生の恋の話が良かった。5話~最後の語り部になる、食堂のお爺さんの言葉遣いが年寄りらしくないのがちょっと気になったが、概ね楽しみながら読むことができた。この方の他の作品も見つけて読んでいきたいと思う。

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2017年02月27日

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かつ丼がとっても食べたくなりました。
ドミノさんのお子さんが、自分でごはんをつくることに決めたところはとても心打たれました。じいちゃんナイスアドバイスだなあと思いました。

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2015年08月26日

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六章あります。
最後に繋がるんですが、一章一章の主人公の自問自答な感じです。

まぁ、ぶっちゃけ、読みづらいです(笑)
それでも、心に響く部分が多くあったので、★四つです。

北本食堂の元店主、北本のおじいちゃんがネットに「カツ丼作れますか?」のトピックを立てたところから始まり~

一章はニートで駅でギター弾いてる姉ちゃん、ギョアッチョの話。

二章は、北本と、北本の同級生竹仲の話。竹仲は各務原書店の本を常習的に盗んでいて、ある日北本の出前のカブを盗もうかと邪な考えを抱きながら、北本と一緒にいることで、良心が芽生えたのか、各務原書店で盗んだ本、総額六万七千二百円を北本食堂でバイトすることで返済するお話

第三章は、両親が共働きで、母さんがカツ丼、焼きそば、チャーハンしか作ってくれないから家出する。っていうドミノの話。そこに二章の竹仲の弟登場。

第四章は、各務原書店のニート息子の話。せっかく竹仲がバイトして返済した六万七千二百円を各務原は落とした。

第五章は、北本のおじいちゃんの話。この老人の奥さんが亡くなったことで、老人は食堂を離れたんだけど、娘が切り盛りしてて、私の居場所は食堂にはないんだ…。的な感じで、家出小学生、ドミノに出会ってドミノからスーパーで働く母親を見てきてほしいと頼まれ、そこにはドミノの母親に怒られながら各務原が働いていました。老人と各務原は散歩友達だったので、各務原が「七万近く落としたんですよね~」なんて話をし、ドミノに助言してドミノは帰ることになりました。ドミノは各務原の落とした六万七千二百円を拾っていて、それを宿泊代だと言って渡しました。

第六章は、みんなでオフ会です。

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2014年01月04日

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ある掲示板の一つのスレッドに書き込んだ人たちの話。ちょっと非現実的なこともあるけど(掲示板に書き込んだ人たちの近所具合とか)、のほほんとした青春小説だった。基本的に登場人物は仕事をしておらず、この小説の話の中で「よし、仕事しよう」みたいな心構えになっていった。

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2012年07月09日

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さらさら読める。
ネットの書き込みを媒介として、そこからある市の人々を描く。人の繋がりの素晴らしさや、人が変わる瞬間も描かれている。
ただ惜しむらくは、作家と相性が悪かったのか、あまり印象に残らないということか

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2014年12月11日

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