あらすじ
『王様の大忠臣』
愛娘の生存を確信し、喜びのあまり高潔なる御姿(全裸)で立ち尽くした翌日。
白雪王を襲ったのは、感動の余韻ではなく「ひどい風邪」でございました。
高熱に浮かされる王の脳裏には、かつて己を庇って毒矢に倒れた忠臣ヨハネスとの切ない記憶が蘇ります。そんな最悪の体調の中、あろうことか沈没寸前の船を売りつけたあの「変態貴族・青ひげ」が、玄関から不法侵入!
弱り果てた王を無理やり抱きしめ、「男なのが惜しい」と新たな性癖を開拓せんばかりの勢いで迫りくる変態貴族。この世のものとは思えぬ麗しさを湛えたまま、熱い吐息を漏らす王様の純潔は、今度こそ風前の灯火なのでございます……。