【感想・ネタバレ】新・霊能者緒方克巳シリーズ9 幽幻界の走行のレビュー

山本まゆり

本格ホラーコミックの大人気シリーズ、霊能者緒方克巳シリーズの第9弾! 夏休みに大学の友人に誘われ、克巳と弥里は高原の別荘へ旅行することに。しかし、克巳は、ある心霊相談を抱えていたために、一足遅れて現地へ向かうことになる。初めての旅行に心躍らせていた弥里だが、女心にまったく無頓着な彼の態度には飽きれるばかりだ。そんな克巳に文句を言いながらも到着を待ちわび、最寄りの駅まで迎えに出るため、バスに乗り込んだ弥里だが…。彷徨える魂を乗せ、果てのない“地獄行き”となった呪われたバスの運命は!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

今回は3話収録。
1話目の幽霊バスの話は、やっぱり悪いことをしたら、それ相応の報いを受けるんだなって思いました。捕まらなかったらそれでいいってものじゃないですよね。

2話目は、亡くなってしまった彼女には悪いけど、プロポーズする前に死んじゃったら、確かにかなり未練が残るだろうなって思いました。自分が作ったものだったらなおさらです。

それにしても、アンティークショップで彼女にお守りを買ってあげた彼氏。彼女の死の真相を知ったら、かなり後悔するだろうなあって思いました。あのとき買わなければ・・・って。