【感想・ネタバレ】「仕事」に使える数学のレビュー

あらすじ

仕事で必要な思考法は、あの「ツルカメ算」に隠されていた!日本で2人しかいないビジネス数学検定1級(最上級AAA)の実績を持つ著者が、「仕事」に使える数学を楽しくレクチャー!数字が生み出す落とし穴、数字アレルギーを克服していく方法、仕事に使える数学的思考を身につけるための習慣、ビジネスシーンで得をする方法など、ビジネスパーソンならば誰もが知りたい、明日からすぐに使える思考法やテクニックを存分に紹介します。かつて学校で学んだ算数や数学は、「○○を求めなさい」と問題を提示されました。そして、それを求める素材はすべて揃っていました。しかし、ビジネスになると話は違います。「○○を求めなさい」という問題を解くシーンはほぼありません。ということは、どんなトレーニングが必要かというと、「問題形式でない事柄から、数字を使って何を読み取るか」を考えることです。これが学生ではなく、ビジネスパーソンに必要な数字との触れ合い方であり、苦手意識克服の方法なのです。本書で扱っている題材は、すべて算数や中学校の数学で学ぶものです。しかし、実はそれらがビジネスでも十分役に立つのです。これまで苦手だった「数字」が、あなたの強い味方に変わる一冊です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目6箇所。本書はこれまでの「数学本」とはちょっと違います、かつて皆さんが苦しんだ学校数学をまたそのまま勉強するのではなく、ビジネスパーソンの皆さんに仕事で使える数学をレクチャーするものです、ああ、大切な言葉を忘れていました、「楽しく」。まずは数字をざっくり考える⇒四則演算をする⇒細かい誤差は最後に調整する⇒学問としての数学は、私たち人間にとっての5つの能力開発に役立つものです、具体的には、「説明する力」「ツッコむ力」「否定する力」「発想する力」「整理する力」の5つです。円周率とは、あらゆる円における直径とその周囲の長さの比率のこと⇒だから、どんな円の周りの長さもこの比率を使えば求めることができる、数学でトレーニングできることは、計算力ではありません、結論の理由(根拠)を考える能力、そしてそれを第三者に説明できる能力です。私たちは、なぜ仕事の場で「迷う」のでしょうか、それは比較する指標がないからです、迷わないためには意思決定するための指標をつくればいいというわけです。

0
2013年06月08日

「ビジネス・経済」ランキング