【感想・ネタバレ】穢れた令嬢は契りを交わした「運命の番」から逃れられない～不本意な婚約を捨て、獣人令息に娶られ幸せになるまで～のレビュー

西條六花 / やおーしちや

「添い遂げるのは、生涯ただ一人の君」
番になった二人は離れれば死ぬ――だから永遠に愛し合う

家族は自分に関心がなく、父に決められた婚約者からも蔑ろにされ、誰からも必要とされない日々を送る侯爵令嬢・琴葉。ある夜、庭に現れた黒狼に首を噛まれ、生涯の「番」となってしまう。狼の正体は、変身能力ゆえに幽閉された宮家の御曹司・春馬だった。番となった二人は離れれば命を落とす運命だという。戸惑いつつも、生まれて初めて自分を必要としてくれる春馬に強く惹かれていく琴葉。春馬もまた、すべてを懸けて琴葉を独占しようと、切なくも激しい愛を注ぎ…。

[匿名 · ★★★☆☆]

読了後モヤっとが残る

#相互寝とられ　#ヒロイン無自覚(？)魔性化
#メインカップルだけハッピーエンド
をタグにしたい感じです。
婚約者が浮気しているけれど、結局ヒロインも婚約中にヒーローと何回も関係もつし、しかもそれを隠してというか棚に上げて婚約破棄しようとするし、
フェロモン体質になった自覚が足らなさすぎる行動するし(買い物にでてあちこち行くとか)…。
フェロモンにあてられた元婚約者がちょっと可哀想になる。
駆け落ちするという選択肢は出てこなくて、周りに認めてもらうためにヒーローとヒロインが奮闘するお話です。

＃シュール