【感想・ネタバレ】中国絶望工場の若者たち 「ポスト女工哀史」世代の夢と現実のレビュー

あらすじ

いま、中国には1980年~90年代生まれの「第二代農民工」(新生代農民工、新世代農民工)と呼ばれる若者たちがいる。親が出稼ぎ農民として都市部に来た世代で、子供である彼らは都市に住みながら「農村戸籍」のため、差別と不遇をかこっている。その数、なんと約1億人。彼らの不満や鬱屈があるとき反日デモやストライキに至ることは、2012年の反日暴動で証明された。中国ビジネスを行なう日本企業にとって、また体制崩壊の不安におびえる中国共産党にとって、いま「第二代農民工」とどう付き合うかは最大の問題である。著者はこれまで調査されなかった「第二代農民工」の現地ルポを敢行。工場で働く若い男女の「日系企業に対する愛と憎しみ」や「将来の夢」、「なぜ日系企業ではストライキが多いのか」を赤裸々に伝える。「絶望工場」とまで称される中国の生産現場では、どのような人生が繰り広げられているのか。その目でぜひ確かめていただきたい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

農民工の第二世代に肉薄しつつも、ときおり俯瞰もする。どちらかというと、もっとスラム的な生活をしている人たちのことを知りたかったが、求めていた内容と違った。しかし、これはこれで勉強になった。

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2018年08月22日

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