【感想・ネタバレ】意訳「おまえを愛することはない」――ちょっと待って氷の宰相補佐官な夫がファンシーすぎるのレビュー

あらすじ

「……それはつまり、わたくしを妻として愛することはないということですか?」
政略結婚で結ばれた公爵令嬢エマと無慈悲無感情な宰相筆頭補佐官グレイ。
そんなふたりの冷たき初夜に、夫は無情に言い放つ。
「おまえを愛することはない」とそんなニュアンスで聞こえた妻は思わずそう聞き返した。
しばし見つめ合い、「違う」と言い捨て、夫は寝室を出ていった。エマの手元に残されたのは――
おなまえ グレイ・ランズベリー ねんれい 24歳 おたんじょうび 星霜の月、16日
と書かれたファンシー女児グッズな「プロフォール交換用紙」と一輪の花!
距離の詰め方が女児そのものな美貌の夫と、内心つっこみまくっている妻のほのぼの恋愛夫婦譚。

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