【感想・ネタバレ】好きです、死んでくださいのレビュー

あらすじ

無人島のコテージに滞在する男女の恋模様を放送する、恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」の撮影が始まった。俳優、小説家、グラビアアイドルなど話題性のある出演者たちが交流を深めていくが、撮影期間中に出演者である人気女優・松浦花火が死体となって見つかる。事件現場は密室で、本土と隔絶された島には出演者とスタッフをあわせて八人しかいない。彼女の死は、新たな惨劇を生み出して――。衝撃のラストが待ち受ける孤島ミステリ! 解説:吉田大助

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Posted by ブクログ

 インターネット番組『クローズド・カップル』という恋愛リアリティーショーに参加した小口栞は高校在学中に小説家デビューしたものの、それ以降は鳴かず飛ばずの大学生の小説家。彼はモデルや俳優などの芸能人とともに孤島で行われる番組の撮影に参加した。名物プロデューサーが仕掛けるその番組は恋愛リアリティーショーとは別に出演者にも伏せられたある何かが起こるそうなのだが。そしてはじまる虚構の中の『推理劇』がはじまるのだが、実際の殺人が起こってしまい……。
 ということで本書は孤島での恋愛リアリティショーという特殊なクローズドサークルの中で起きた虚実曖昧な殺人事件を描きつつ、外野から本来見えないショーの内幕に隠された歪な人間関係な関係が浮かび上がっていくという作品になっています。あまり本格ミステリの世界に馴染みのない舞台を扱いながらも、舞台のインパクトにだけ頼ったような印象はなく、丁寧な謎解きとその特殊な状況だからこそ成立する真相が魅力的な作品でした。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思うに私はクローズドサークルが苦手なのだと思います。人生で読んだクローズドサークルミステリーで心の底から面白いと思ったのは『そして誰もいなくなった』だけ。近年のベストセラー『方舟』も、嫌な話だなぁと思うのみで、巷の高評価ほどには楽しめませんでした。

これはたぶん私に考えるアタマがないからで、トリックを考えてみようという気持ちにもならないせいなのでしょう。映画も本も「切なさ」を感じられなければ物足りない。

本作は章に挟み込まれる女子高生の話がこんなふうに関わってくるのは意外で、切ないといえなくもないけれど。タイトルのインパクトが凄い。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

ありがとうございます、新たなクローズドサークル。恋愛リアリティショー?面白いです。クローズドサークルに推理劇?最高です。決して見たことのない化学反応を見届けましょう。

それぞれの思惑をもってリアリティショーに参加したモデル、アイドル、俳優、バンドマン、ミステリー作家(!?)。
ネタバレが怖くてあまり書けないのですが、リアリティショーと並行してなにやら別の物語が差し込まれます。【よく読んでください】。最後の伏線回収はなるほど、キャラクターの深掘りもあって良かったです。

ただ、ただひと言…
なんで人が死んでいるのに、軽い会話ができるのか?あとミステリー作家といっても死体は見慣れてないのでは?と気になる点があるのは御愛嬌。他の著書も読んでみたいです。

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2026年08月10日

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