あらすじ
※紙版とはコンテンツが一部異なります。
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都会で生きる男と女。その人間たちの普遍的な感情、そして心の機微を、苦しく、優しく、そして深く切り取り、切ないまでの儚い日々を美しい線画で描いた魚喃キリコの作品は、海外からも高い美術評価を今も受け続けている。
伝説となったその作品の数々が、ファン待望の時を経て、13年ぶりに新装版で登場。
執筆当時、魚喃キリコ自身が『strawberry shortcakes』を描くために漫画家になり、自分の分身であると語った作品でもある。2006年に映画化された本作品では、魚喃キリコ自身が塔子を演じ、ヌードシーンも収録されるという、その貴重な映像も話題に。
物語は複雑な人生の背景を背負い、都会で暮らす女友達4人の日々で紡がれる。虚無感や苦悩、依存や絶望の中に、愛や友情を求め生きていく 等身大の彼女たちの想いとその生きざまが痛々しいまでに繊細に描かれる。
過食症のイラストレーター・塔子。
自分の居場所を求める事務OL・ちひろ。
恋の訪れを待つフリーター・里子。
仕事を隠して愛しい男に会いにいくホテトル嬢・秋代。
生きることの意味に迷い、傷つき、悲しみや諦めに似た日々を過ごす中にも、彼女たちがそれぞれの人生の階段をふわっと上がる瞬間。何かが劇的に変わるわけでもなく、ただ、普通の日々が続くことこそが、幸せだと気付かせてくれる何か…。誰も言葉にできないけれど、とても大切な事。それを描き切った魚喃キリコの代表作ともいえる珠玉の長編ガールズストーリー。
(内容は変更になる場合があります)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
20代と思わしき女性4人の恋模様等を描いた作品。映画は観てました。
強く女性目線を感じる作品で、女子女子してる。全体をメランコリックな雰囲気が貫いていて、「死んじゃいたい」的なセリフが多い。
人間には恋愛が必要だし、愛されないと寂しい。
I am Human and I need to be loved. Just like everybody else does.
って歌ってる歌詞がThe Smithsにあって、高校生の時に読んで泣いた。
あの頃の気持ちを思い出せてくれる作品でした。
Posted by ブクログ
空気感やひりつくような切ない感情に惹き込まれる。線は独特で荒くも感じるが、これもキリコ先生の持ち味だと思った。デザイン画のようなおしゃれさがある。登場人物の女性たちの日常が入れ替わり、それぞれの結末に至る。恋愛について考えさせられた。
Posted by ブクログ
四人の女の物語。それぞれが刺さる。
全然誰の境遇、状況にも近くないけど、
みんなみんな、何かを抱え込んでいる。
映画も良かった。安藤政信が出てます。
大事なことなので二度言います。
「安藤政信」が、出ています。
あと池脇千尋。ちーちゃんハズレなし。
Posted by ブクログ
実家の弟の本棚より。
新装版ではなく、2002年刊行のもの。
目次がなんでバラバラに書いてあるんだろう…と疑問に思い、4人のストーリーだと気付いた。
ルームメイトの前では素直になれなかったり、本当に好きな人に好きと言えずセックスしたり。
20代の頃の甘ずっぱい記憶と重ねながら読んだ。
大好きな菊地との"失敗"で頭がいっぱいで、毎晩話しかけていた熱帯魚の異変に気づけなかった秋代。
人間の身勝手に身体を蝕まれながらも、懸命にまっすぐに泳ごうとする熱帯魚に胸をえぐられた。
(そこなのかって感じだけど、そこも含めた描写の丁寧さが好き。)
Posted by ブクログ
ある歌で「貯金なし恋人なしなのになぜか安定しています」という歌詞があるけど、まさに仕事や恋愛や人間関係のしがらみに縛られない方が人間安定するのかもしれないと思った
【主人公】仕事に恋愛に人間関係に葛藤する女性たち
【概 容】仕事で恋愛で人間関係で裏切られていく女性たちの刹那を描いた物語
【文字の量】少なめ ●〇〇〇〇 多め
【コマ割り】少なめ ●〇〇〇〇 多め
【非日常性】薄め 〇●〇〇〇 濃いめ
【目の描写】薄め ●〇〇〇〇 濃いめ
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