【感想・ネタバレ】後宮の筆跡鑑定官のレビュー

あらすじ

カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】異世界で働く女性の恋部門《大賞》受賞作。
極東大陸の雄たる玄国の後宮にて、公文書の真贋と検閲を担う特殊機関――筆録房。その主である深玉は筆跡鑑定が専門で、書かれた文字から性格までも読み解く変わり者。
そんな彼女に、ある日一通の遺書が届く。謎めいた美貌の官吏・夏丞と共にやって来たその遺書は、後宮で自死したある寵妃のもので――。
最初は真贋の鑑定だけのはずだった。だが、後宮で連鎖する不審死に、囁かれる呪いの噂。遺書に託された暗号(メッセージ)に気付いた深玉は、徐々に寵妃の死の真相に近づいていく。
筆跡鑑定が専門の検閲女官×謎多き美貌の官吏が挑む、中華後宮ミステリ!

◆◆◆登場人物◆◆◆

【陶深玉(とうしんぎょく)】
玄国の後宮で筆跡鑑定が専門の検閲女官。公文書の真贋を担う筆録房の主を務める。人が嫌いで筆録房に引きこもりがち。

【姚夏丞(ようかじょう)】
巧みな話術と美貌を持つ謎多き男。外廷の官吏として深玉に遺書の鑑定を依頼してきたが、その本心は――。

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Posted by ブクログ

後宮ミステリー
同じ雰囲気を求めてのチョイスなので、楽しんで読んだ

独自路線としての筆跡鑑定
現代の道具の無い中での解決に、もう少し爽快感が欲しいかも

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

単発の事件をどんどん解決していく中で二人の仲も少しずつ進展していくのかと思っていたら全然違った。
事件は大きなもの一つ。
枝分かれはあるものの、根っこは一つ。
そのせいか、折角の筆跡鑑定を活かす機会があまりなく、何だったら二人の出会い時が筆跡鑑定としてはクライマックスだった。
筆跡鑑定より主人公の推理力自体で進んでいった印象。
もう少し筆跡鑑定が活きていればなあとは思った。
ラストも黒幕がどう処分されるのか、曖昧にされたまま終わるので、少しもやっとした終わり方だった。
相手が相手だから仕方ないかもだが、命懸けで手に入れた証拠がちゃんと活かされたところが正直見たかった。

ある分野に突出した少女と、後宮に出入りできる実はやんごとない身分の男性コンビの後宮ものは、どうしても有名作品を思い出させた。
男性の方が先に少女に惹かれるのも。
なかなか有名作品が先行していると独自色を出すのは難しいのかも。
折角の独自色の筆跡鑑定も活かすシーンが少なかったから余計に。

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2026年07月06日

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